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APL : ウィキペディア日本語版
APL[えーぴーえる]

APL(エーピーエル)は、プログラミング言語のひとつで、1957年のケネス・アイバーソンによる創案に基づいた独特の表記法を用いる。処理系の実装は、ほとんどが対話型インタプリタである。とくに多次元配列の柔軟な処理が特徴である。「APL」は「プログラミング言語」() の略であるが、言語の特性から、ときに「配列処理言語」() などとされる。
== 概要 ==

APLは他の多くのプログラミング言語と異なり、「APL記号」と呼ばれる特殊な記号を用いるが、これにより計算式をきわめて簡潔(過ぎるほど)に記述できる。
特殊な記号の扱いに関しては、キーボードからの入力については、これを支援するためキートップに貼るシールや交換用キーキャップ、はては専用キーボードもある。情報交換用ないし計算機の内部表現としては、従来は1バイトの文字コードを切り替えるなどしていたが、では「」に収録された。出力は、初期にはセレクトリックタイプライタのゴルフボール状のタイプボールを専用のものに取り替えて印字された。の、グラフィックによる文字表示環境を利用した処理系が作られたこともあった。現在は前述のに従ったフォントが使われる。
APLではプログラムを非常に簡潔に記述できるが、その反面、可読性に乏しく、「書き込み専用メモリ」というジョーク(:en:Write-only memory (joke) )由来の「書き込み専用プログラム」とか、「他人の書いたものを修正するくらいであれば、新たに書き起こす方が速い」と言われることもある。
1957年に創案された記法は、1962年に著書 "''A Programming Language''" として発表された。続いて1964年にプログラミング言語処理系として実装された。1966年にはIBM System/360上のOS、OS/360上での処理系の実装の(インタラクティブ環境を含む) が発表された。
APLはタイムシェアリングシステムで利用できる対話型インタプリタのある言語として注目を集めた。しかしながら、FORTRANほどに普及することはなかった。
マイクロコンピュータw:Home computerの時代にはCP/M(CP/M80)上に構築した があり、端末によってはAPL記号を扱うことが可能であった。
日本では、日本IBMからの販売の他、1980年代に株式会社アンペールからノート型のAPLマシン"WS-1"が発売された。
APLを発展させた言語に、Jがある。主な変更点の1つに、ASCIIだけで表記するようにした点が挙げられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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