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22号電探 : ミニ英和和英辞書
22号電探[でんたん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 
電探 : [でんたん]
 (n) (abbr) radar

22号電探 ( リダイレクト:仮称二号電波探信儀二型 ) : ウィキペディア日本語版
仮称二号電波探信儀二型[かしょう2ごうでんぱたんしんぎ2がた]

仮称二号電波探信儀二型(かしょう2ごうでんぱたんしんぎ2がた)は、日本海軍の開発した艦艇搭載用の対水上警戒レーダー二号二型電探22号電探などと略称される。使用波長は0.1 m、尖頭出力2 kW、測定は最大感度法、重量は水上艦用1,320 kg、潜水艦用2,140 kg。対水上用には波長の短いマイクロ波(センチ波とも)を使用する必要があったが実用化後も受信機の動作安定化に手間取った。1944年昭和19年)7月以降にほとんどの主要艦艇に装備された。試作時の名称は仮称一〇三号。アンテナはダイポールアンテナと深い放物面を組み合わせたもので直径1.5 m奥行き2 mあり、通称「マグロ」と呼ばれた。
== 開発の経緯 ==
1942年(昭和17年)5月に戦艦「日向」に搭載され「伊勢」搭載の二号一型と同時にテストされた。結果は戦艦「伊勢」を35 kmで探知したが、元々対空用ではないため航空機は探知出来なかった。動作も不安定であり撤去とされたが、出撃までに時間がなく、そのままアリューシャン方面へ出撃した。この時に北方海域の中でも味方艦船を探知でき、レーダーの有用性が示された。日向帰還後の会議で不採用とされたが、当時の日向艦長松田千秋は実際の運用の体験から異論を唱えたという。不採用とされた直後に方針が変更され、小型艦艇用として開発を続行、量産されることとなった〔この部分の記述は『日本の軍事テクノロジー』p143-144による。〕。
1943年(昭和18年)7月中旬には大和型戦艦大和」に搭載して試験を行い、戦艦35 km、駆逐艦16 km、潜水艦の潜望鏡5 kmの成績だった〔#大和開発物語249頁〕。15.5 cm副砲弾の射撃では1万5000 m先の弾着と水柱を確認している〔#大和開発物語250頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「仮称二号電波探信儀二型」の詳細全文を読む




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