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酸化鉄(II,III) : ウィキペディア日本語版
四酸化三鉄[しさんかさんてつ]

四酸化三鉄(しさんかさんてつ、四三酸化鉄、しさんさんかてつ)
)または酸化鉄(III)鉄(II)(さんかてつ さん てつ に、)は、組成式 Fe3O4 で表される酸化物の一種であり、自然界では鉱物磁鉄鉱(マグネタイト)として見出される。いわゆる「黒錆」のこと。
Fe2+ イオンと Fe3+ イオンを含む為、時として FeO.Fe2O3 と表される。錯体混合物ではなく、一定の結晶構造を持つ純物質混合原子価化合物)である。実験室では四酸化三鉄は黒色粉末の形状で提供されていて、常磁性フェリ磁性を示す。時として誤ってフェロ磁性と表される場合がある。
また、製法により粒子のサイズや形状が異なるため、鉱石由来より合成によって製造された黒色顔料が非常に広く利用される〔Rochelle M. Cornell, Udo Schwertmann 2007 ''The Iron Oxides: Structure, Properties, Reactions, Occurrences and Uses'' Wiley-VCH ISBN 3527606440〕。
== 製法 ==
良質の Fe3O4 色素は、産業廃棄物やスクラップ鉄あるいは鉄塩を含む溶液(例えば、鋼鉄を Pickling した際の副産物)から製造される。
* Laux法による金属鉄の酸化では、FeCl2を触媒としてニトロベンゼンを金属鉄と反応させてアニリンとする際に生成する〔。

* Fe2+化合物の酸化では、水酸化鉄(II)のような鉄(II)塩は注意深く pH を制御しながら曝気処理をすることで目的の酸化物を得られる〔。
* Fe2O3 の水素による還元〔US patent 2596954, 1947, Process for reduction of iron ore to magnetiteHeath T.D.〕〔 Kinetics of reduction of iron oxides by H2 Part I: Low temperature reduction of hematite, A. Pineau, N. Kanari, I. Gaballah, Thermochimica Acta, 447, 1, 1 (2006), 89-100 doi:10.1016/j.tca.2005.10.004〕
* Fe2O3CO による還元〔The effects of nucleation and growth on the reduction of Fe2O3 to Fe3O4 Hayes P. C., Grieveson P Metallurgical and Materials Transactions B (1981), 12, 2, 319-326,〕
赤熱した水蒸気を作用させると生ずる。
四酸化三鉄のナノ粒子は化学的に生成される。例えば鉄(II)塩と鉄(III)塩との混合物を塩基性にするとコロイド状 Fe3O4 が沈殿する。実験条件は微妙であり、条件の差異で粒子サイズが決定づけられる〔Arthur T. Hubbard (2002) ''Encyclopedia of Surface and Colloid Science'' CRC Press, ISBN 0824707966〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「四酸化三鉄」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Iron(II,III) oxide 」があります。



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