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第63回都市対抗野球大会(だい63かいとしたいこうやきゅうたいかい)は、1992年8月27日から9月6日まで東京ドームで開催された都市対抗野球大会である。 ==概要== *バルセロナオリンピック開催のため、アマチュアで日本代表を編成した関係から、大会は例年より1ヶ月繰り下げられ、8月27日開幕となった。 *大会では同オリンピックで活躍した選手が多く出場し、レベルの高いプレーを随所で発揮した。若獅子賞は横浜市・日本石油のルーキーバッテリー、小桧山雅仁投手・大久保秀昭捕手が受賞した。 *本大会出場チームのうち、初出場は春日井市・王子製紙春日井の1チームのみだったが、初陣とは思えぬ勝負強さを見せ、準決勝まで駒を進め、小野賞を獲得した。また、東京都・プリンスホテルは連続出場を10年の大台に乗せた。 *大会初日に前回大会、前々回大会の覇者が相次いで敗れる波乱の幕開けとなったが、オリンピック代表選手を多く擁する実力派チームが勝ち残り、決勝は大阪市・日本生命と東京都・熊谷組の常連対戦となった。試合は4-2で日本生命が制し、7年ぶり2回目の黒獅子旗を手にした。橋戸賞はオリンピック日本代表でストッパーを務めた杉浦正則投手が獲得した。 *この年から都市対抗のテレビ中継が変更され、決勝戦を含む注目試合をNHK衛星第1放送(BS1)で、また全試合の生放送は東京ケーブルネットワーク(TCN)の製作・配給によりスポーツ・アイESPNに全国放送された(その後数年でGAORAに委譲)。TCNはこれまで通り独自放送用のチャンネルでも全試合を生放送しているため、同じ内容の並列中継となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第63回都市対抗野球大会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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