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磁性体論理素子(英名:Magnetic logic) はの非線形特性を利用した磁性体で構成される論理回路である。 磁性体論理素子はコアが時計回りか反時計回りに磁化する事によって0と1を表す〔MAGNETIC CORES - PART I - PROPERTIES - Department of Defense 1962 - PIN 28374 - PROPERTIES OF MAGNETIC CORES AND THEIR APPLICATION IN DATA PROCESSING SYSTEM; HOW INFORMATION IS STORED AND TRANSFERRED FROM ONE CORE TO ANOTHER.〕。 磁性体論理素子には磁気コアメモリが含まれる。同様にAND、OR、NOTとクロックシフト論理ゲートも適切な巻線とダイオードを併用して構築可能である。 ALWAC 800と呼ばれる磁性体論理素子を使用したコンピュータは完成したが、商業的には成功しなかった。 Elliott 803コンピュータは(論理機能用)磁気コアと(増幅用)ゲルマニウムトランジスタをCPUに使用した。それは商業的に成功した。 磁性体論理素子のスイッチ速度はおよそ1MHzに到達できたが、遥かに高速スイッチ速度の半導体製の電子回路に追い越された。 磁性体論理素子の利点は不揮発性である事で電源を遮断しても状態を失わず、コアメモリの形態で20年以上使用された〔〔磁気コアメモリはが優れているので今でも宇宙機等、一部の用途では使用される例がある。〕。 == 関連項目 == * * 磁気増幅器 * パラメトロン * MUSASINO-1 * * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磁性体論理素子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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