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池玲子[いけ れいこ]
池 玲子（いけ れいこ、1953年5月25日 - ）は、日本の女優。東京都出身。本名：池田 玲子。東映ポルノの主演女優の一人である。
==来歴==
1971年『温泉みみず芸者』で映画主演デビュー。きっかけは、東映の天尾完次と鈴木則文が週刊誌のグラビアで池を見つけたことからである〔「十六歳の妖婦 『温泉みみず芸者』」『東映ゲリラ戦記』、12 - 13頁。〕。当時の池は16歳だったので、天尾と鈴木は池に「（本当の年齢がバレないよう）干支を聞かれたときは間違いないこと」と念押しをしてデビューさせた〔「十六歳の妖婦 『温泉みみず芸者』」『東映ゲリラ戦記』、14 - 15頁。〕。バスト90cmのグラマラスな肢体で〔、『女番長』シリーズなどに主演し、1971年のゴールデン・アロー賞グラフ賞を受賞。天尾は池を売り出すのに「ポルノ」という言葉を使ったらどうかと鈴木に提案し、デビュー作のポスターにはこの言葉が使われている〔「十六歳の妖婦 『温泉みみず芸者』」『東映ゲリラ戦記』、15 - 16頁。〕。
1972年以降は歌手活動しながら、『恐怖女子高校』シリーズ、『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』に主演。香港のゴールデン・ハーベストのホラー映画『悪魔の生首（''魅影心魔''）』にも主演。この作品は同社のレイモンド・チョウが「カンフー映画の次にヒットするのはポルノ映画だ」と考え〔1974年8月9日号37頁、1974年9月20日号36頁。〕〔「ラスト・スケバン・スタンディング9」2009年10月号99頁、「ラスト・スケバン・スタンディング14」2010年4月号101頁、「ラスト・スケバン・スタンディング15」2010年5月号101頁。〕、池を指名したものだった。東映はカンフー映画『ドラゴンへの道』の日本興行権を得ようとし、チョウの条件を受け入れる。東映初の"国際女優"と騒がれ、撮影を終え帰国した池は「香港ではスターは脱がないの。ヌード専門の代役がいて裸は要求されなかったわ。これからは演技力で勝負したい〔1974年8月9日号37頁、1974年9月20日号36頁。〕」と話している。
テレビドラマでは時代劇やアクションドラマで悪女役や、『悪党狩り』では主人公に尽くす後家に扮し、レギュラー出演している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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