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正木流[まさきりゅう] 正木流(まさきりゅう)は、正木利充により創始された武術の流派。萬力鎖術で著名である。 == 開祖および流儀の特徴 ==
===== 開祖 ===== 正木利充は、美濃国大垣藩士で、古藤田一刀流剣術・先意流薙刀術の名手であり、後に正木一刀流を開いた。 萬力鎖術は、正木利充により、宝暦年間(1750年代)創始された。鎖の両端に短冊状の分銅を付けた全長2尺3寸程の萬力鎖を使用し、打ち・絡み・投げを含む技法により構成された武術である(別名:鎖術・玉鎖術・鎖十手術・両分銅術・分銅鎖術等)。 鎖術発創の経緯は二説あり、ひとつは「大垣藩が江戸城大手門の警備を命ぜられた事に端を発する。利充は、大手門警備中に不意に乱心者が来た場合の対処に腐心し、刀により門前を血で汚す事なく制圧出来る術として萬力鎖術を考案した」(『撃剣叢談』)。また もうひとつは、大垣に伝わるもので「利充が60余歳の頃、秋葉権現の霊夢を得て案出した」とある(『武功論』)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正木流」の詳細全文を読む
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