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朝鮮語のキリル文字表記 : ウィキペディア日本語版 | 朝鮮語のキリル文字表記法[ちょうせんごのきりるもじひょうきほう] 朝鮮語のキリル文字表記法(ちょうせんごのきりるもじひょうきほう)では、キリル文字による朝鮮語の表記法を解説する。 == 表記法の種類 ==
=== ロシアにおける表記法 === ロシアでは、旧ソ連時代の1950年代半ばにホロドヴィッチ(,)が考案した朝鮮語のキリル文字転写法(,1954参照)に、コンツェーヴィッチ()が改変を加えて現在に至っている。 ホロドヴィッチ式は朝鮮語の個々の音素に対して1つ1つキリル文字を割り当てており、より正確な転写が可能である反面、「ɔ」のように一般のキリル文字で使用しない文字も用いているため実用的ではない。(2009年8月現在、Unicodeにはキリル文字としてのそれは存在しない。本項ではラテン文字であるU+0254で代用している。)それに対して、コンツェーヴィッチ式は現代ロシア語で用いるキリル文字だけで転写を行なっているので実用的であるが、朝鮮語の相異なる音素に対して同一のキリル文字を割り当てる(例えば朝鮮語の母音//,//に対してともに「о」を当てるなど)ため、朝鮮語を正確に復原できない場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝鮮語のキリル文字表記法」の詳細全文を読む
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