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旧三井銀行広島支店 : ウィキペディア日本語版
旧帝国銀行広島支店[きゅうていこくぎんこうひろしましてん]

旧帝国銀行広島支店(きゅうていこくぎんこうひろしましてん)は、広島県広島市にあった、帝国銀行のかつての営業所。
建物自体は2014年現在広島アンデルセンの店舗として用いられているが、本表題では便宜上この名称を用いる。
== 概要 ==
1925年大正14年)三井銀行広島支店(現在の三井住友銀行広島支店)として建てられたもので、合併により帝国銀行広島支店となり、1945年昭和20年)広島市への原子爆弾投下の際に全壊を免れた。戦後いくつかの経緯を経て1967年(昭和42年)タカキベーカリーアンデルセングループ)が建物自体を買い取りリノベーションし店舗として用いられていた。2018年平成30年)にアンデルセンは開店50周年を迎えるにあたり店舗リニューアルを検討、東日本大震災を経て被爆建物部分を維持していくには耐震補強に多額な費用を掛けなければならなくなったことから、維持を断念し建て替えが決定、被爆した部分のみをできるだけ活用保存していく方針となった。
最初の設計は長野宇平治事務所。なお長野は同じく被爆建物である旧日本銀行広島支店も設計している。被爆当時のものつまり長野が関わった部分がすべて現存しているわけではなく、2階部分の本通りに面した北側壁面と爆心地から遠い面にあたる東側壁面のみ〔〔(右上写真の見えている2階の壁にあたる)。残りの旧銀行部分は被爆からの復旧の際に山下寿郎設計事務所(現山下設計)が設計したものであり、取り壊されるのが確定しているのは山下が関わった部分である。
爆心地から360mに位置し、戦後ヒロシマのシンボルとして原爆ドームとどちらを残すか議論が交わされた建物であり、原爆ドームが現状保存したのに対し、こちらは店舗として再利用つまり「広島の再生復興」という意味で象徴的な建物であった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「旧帝国銀行広島支店」の詳細全文を読む



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