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噴霧 : ウィキペディア日本語版
ミスト散布[みすとさんぷ]

ミスト散布(ミストさんぷ)とは、液体を人工的に(ミストまたはフォグ)状にして散布(噴霧)することをいう。自然発生的に生じる霧の利用とは区別する。当項目では、人工的に造られた、スプレーノズルの噴霧口から出る数ミクロンから数十ミクロンにまで細かくされた霧を用い、液体散布・加湿・冷却・冷房などを効率よく行う場合を「ミスト散布」と呼ぶ事にする。
液体は(水道水・工業用水など様々)の場合が多いが、アルコール系溶剤などの薬剤を用いる事もある。
なお、不審な侵入者に極めて濃い霧を短時間に噴射し、煙幕を張って視界を遮る方法や装置(「霧噴射」や「フォグガード」など)は、湿度や冷却効果を得ることが目的ではないので、ここでのミスト散布とは区別する。
== 歴史 ==
人工的に霧を作る試みは、古くからベンチュリの機構を利用した霧吹きが知られている。道具としての霧吹きは障子を張った後に障子紙を引き伸ばす目的や、衣類アイロンがけの前に紙や布を霧状の水で湿らせ、その後に乾かして皺(しわ)を伸ばす目的などに使われてきた。1979年に自然界の「もや」のように非常に細かい霧を創り出す技術の開発に成功し、多くの国で特許を取得したノズル(AKIJet©(アキジェット)ノズル)の開発に成功した「霧のいけうち®」(株式会社いけうち)は、ノズルの産業界への商業的利用への突破口を開いた。〔霧のいけうち®空調事業部紹介 〕。現在では、数ミクロン〜十数ミクロンの霧を散布することが容易に出来るようになっており、様々な場面での利用がなされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミスト散布」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Evaporative cooler 」があります。



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