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元誓願寺通[もとせいがんじどおり] 元誓願寺通(もとせいがんじどおり)は、京都市の東西の通りの一つ。全ての区間が上京区内に収まり、東は新町通から、西は七本松通まで至る。全長約1.5キロ。 ここでは西の延長である今小路通(いまこうじどおり)についても併せて取り上げる。 == 概要 == 豊臣秀吉による京都改造事業によって天正年間に開通した通りである。中世には堀川通の東にある誓願寺から北野天満宮付近まで今小路と呼ばれる道が通っており、この道に相当する〔千宗室・森谷尅久監修 『京都の大路小路』、小学館、1994年、126頁。〕。秀吉は京都改造事業の一環で東の御土居沿いの寺町通を再興し、寺院をこの沿道へと集中的に移させたが、このとき誓願寺も現在の新京極通六角へ移転することとなった。それ以来、かつて誓願寺が存在していたことに因んで元誓願寺通と称されている。 小川通-堀川通間は東行きの、それ以外の区間は西行きの一方通行である。織物で知られる西陣の中心部を通るため、沿道には機業店が多く軒を連ね、仕舞屋風の京町家が多いのも特徴的である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「元誓願寺通」の詳細全文を読む
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