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丸山水力専用鉄道(まるやますいりょくせんようてつどう)は、かつて岐阜県加茂郡八百津町と可児郡御嵩町の境の、木曽川丸山ダム建設のために敷設された、関西電力の専用鉄道である。 木曽川に丸山ダム建設が計画された際、国鉄太多線広見駅(現・可児駅)から東美鉄道(後に名古屋鉄道に合併)の広見線、八百津線を経由して資材を運搬することとなり、八百津線の終点である八百津駅から工事現場まで延長線が建設された。これが丸山水力発電所工事用専用鉄道、すなわち、丸山水力専用鉄道である。 == 路線データ(廃止時) == * 路線距離(営業キロ):八百津駅 - 丸山発電所 4.1km * 軌間:1,067mm * 駅数:3駅(起終点駅含む) * 途中駅:錦織駅(にしきごおりえき〔今尾 (2008) では「にしきこおり」〕) - 工事関係者の宿泊施設が建設されていた。 * 複線区間:なし(全線単線) * 電化区間: * 八百津駅 - 錦織駅 直流600V〔『丸山発電所工事誌. (仮設備編)』11頁。今尾 (2008) では1500V〕。八百津駅付近に八百津変電所(東芝製水銀整流器出力500kw)を設置。 * 錦織駅 - 丸山発電所 非電化 * 閉塞方式:単線自動閉塞式 八百津駅 - 錦織駅間は名古屋鉄道が運行し、旅客(工事関係者のみ)運行も行なっていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丸山水力専用鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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