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三曜会[さんようかい] 三曜会(さんようかい)とは、明治時代に存在した貴族院の院内会派(1891年3月24日-1899年2月20日)。 1890年11月4日に発足していた同志会が、翌年3月に新たに従来の現職貴族院議員以外の華族や多額納税議員をも会員に加え、毎週月・水・金曜日に会合を開く(会派名の「三曜」はこれに由来する)こととする主意書・規約書を作成して発足した。主な議員は華族の近衛篤麿・二条基弘、勅撰議員の三浦梧楼ら。 政府と衆議院の民党の間において中立を標榜し、国利民福のために政府と民党などの政党側が協調して「責任内閣」を組織して内外の課題にあたるべきであると主張した。後に谷干城の懇話会や民党の立憲改進党などと連携して対外硬路線を採り、政府の超然主義・藩閥政治・条約改正路線を批判した。 1897年の最初の議員互選で多くの落選者を出して以後は衰退し、1899年に多額納税議員系の朝日倶楽部に合流した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三曜会」の詳細全文を読む
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