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ラマン分光 : ウィキペディア日本語版
ラマン分光法[らまんぶんこうほう]

物質に振動数\nu_i単色光を当てて散乱されると、ラマン効果によってストークス線\nu_sと反ストークス線\nu_aのラマン線が現れる。ラマン線の波長や散乱強度を測定して、物質のエネルギー準位を求めたり、物質の同定や定量を行う分光法ラマン分光法(ラマンぶんこうほう)と呼ぶ。ラマン分光の特徴として、赤外分光法では測定が困難な水溶液のスペクトルが容易に測定でき、しかも微小量の試料でよいことから、水溶液の定性、定量分析に適している。また強誘電体相転移機構、結晶格子振動分子振動などの固体の物性研究にも応用されている。
== 共鳴ラマン分光法 ==
ラマン線を生じる遷移の中間エネルギー状態は仮想状態であるが、これがたまたま分子の実在のエネルギー準位と一致すると非常に強い散乱が起こり、共鳴ラマン分光法と呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラマン分光法」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Raman spectroscopy 」があります。



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