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ペニシラミン : ウィキペディア日本語版
D-ペニシラミン[でぃーぺにしらみん]

D-ペニシラミン()は重金属拮抗薬、免疫抑制剤である。システインのジメチル誘導体であり、水に極めて溶けやすい。ペニシリン加水分解することによって得られる。

== 作用 ==
メルカプト基を持つため水銀亜鉛などの重金属と可溶性キレート錯体を形成し、尿中への排泄を促す。このため重金属中毒肝レンズ核変性症(ウィルソン病)、シスチン結石症の治療に使用される。
また、メルカプト基により、免疫複合体分子内のジスルフィド結合を開裂させる。(SH基がIgM 5量体をモノマーに解離させることが知られている。)1964年 Jaffeによって関節リウマチ治療薬として用いられるようになった。日本では1970年代後半より関節リウマチ治療薬として用いられるようになった。
さらに、作用基序は不明だが、Tリンパ球を介して細胞性免疫系に作用し免疫抑制作用を示すため、自己免疫疾患に対して用いられる。免疫抑制効果発現には2〜3ヶ月かかる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「D-ペニシラミン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Penicillamine 」があります。



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