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ベリアシアン : ウィキペディア日本語版
ベリアシアン

ベリアシアン(Berriasian、ベリアス期)は、1億4550 ± 400万年前から1億4020 ± 300万年前にかけての、白亜紀全体のうちで最も古い「期」と呼ばれる地質時代区分である。ジュラ紀末期のチトニアン(チトン期)に次ぐ時代で、バランギニアン(バランジュ期)の前にあたる。
== 層序の定義 ==
ベリアシアンは1869年のHenri Coquandによる文献に記載されており、フランスアルデシュ県にあるベリアス村にちなんで名付けられた。イギリスのパーベック累層はベリアシアンのものであり、それまではパーベックとウェルデンがこの時代の基準として用いられていた。
ベリアシアンの始まり(白亜紀の始まりでもある)は慣習的にアンモナイトの一種である''Berriasella jacobi''の出現によって定められてきた(GSSP:国際境界模式層断面と断面上のポイントによる)が、期の基準を明確化し、よりはっきりとした層序の区別をつけるために国際地質科学連合(IUGS)によって再検討がなされている。''Nannoconus steinmannii''のような石灰質の微小な化石から、繊毛虫の一種である''Calpionellids''、アンモナイト、花粉学古地磁気学による情報が用いられているが、特にchron m18rという地磁気の記録が明白である。
テチス海が存在していた地域において、ベリアシアンはアンモナイトに基づいた4つの層に分けられる(新しい時代から古い時代にかけて)。
* ''Thurmanniceras otopeta''
* ''Subthurmannia boissieri''
* ''Subthurmannia occitanica''
* ''Berriasella jacobi''
ベリアシアン末期(バランギニアン初期)には''Calpionellid''の''Calpionellites darderi''が初めて現れる。この化石はアンモナイトの ''Thurmanniceras pertransiens'' よりもわずかに下から見出せる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベリアシアン」の詳細全文を読む



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