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ブルー・イン・グリーン : ウィキペディア日本語版
ブルー・イン・グリーン

ブルー・イン・グリーン」(Blue in Green)は、マイルス・デイヴィス1959年アルバムカインド・オブ・ブルーの3番目のトラック。そのLP2つのバラッドの1つ〔他方は「フラメンコ・スケッチ」〕。
== 概要 ==
「ブルー・イン・グリーン」のメロディはとてもモーダル、そこにはドリアミクソリディアンリディアンモードの存在が組み込まれる。最初の節はナチュラル13(Gm13)が加えられたGマイナー・コード、そこにはFナチュラルが含まれるが、そのメロディのオープニングノートがFメジャースケール導音のEナチュラルであるため、その部分の様式は既に明瞭である。そのコードのナチュラル13はEナチュラルである。
そのLPとほとんどのジャズフェイクブックのクレジットがデイヴィスのみの作曲としているにもかかわらず、ピアニストのビル・エヴァンスが「ブルー・イン・グリーン」を作曲したと長らく推測されてきた〔«Bill Evans - The Complete Riverside Recordings»付属のノートは、1984年に出版され、クレジットをエヴァンスとデイヴィス ((Davis-Evans) Jazz Horn Music/Warner-Tamerlane Publ. — BMI) 双方にしている〕。彼の自伝の中で、デイヴィスは彼が1人で''カインド・オブ・ブルー'' のこの曲を作曲したと言っている。エヴァンス・トリオのアルバム『ポートレイト・イン・ジャズ』のヴァージョンは、1959年に録音され、その曲に'デイヴィス-エヴァンス'とクレジットしている。アール・ジンダースは、ウィン・ヒンクルにより行われたインタビューの中で、「ブルー・イン・グリーン」は100%ビル・エヴァンスによる作曲であると言っている。〔1993年秋のエヴァンスからの手紙の発行物20ページ参照 (http://www2.selu.edu/orgs/34skid/html/23.pdf) そこでアール・ジンダースが言っている。"I know that it is Bill's because he wrote it over at my pad where I was staying in East Harlem, 5th floor walkup, and he stayed until 3 o'clock in the morning playing these six bars over and over."〕 1978年のラジオインタビューで、エヴァンスは彼が自分でこの曲を作曲したと言っている。〔http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=92185496 35m30s - インタビュアー (Marian McPartland) にその問題に関する質問をされて、エヴァンスは言っている。"The truth is I did the music ... I don't want to make a federal case out of it, the music exists, and Miles is getting the royalties"〕
チェット・ベイカーのアルバム''チェット'' (以前は''カインド・オブ・ブルー'' セッションズ)のための1958年12月または1959年1月に行われた録音で、ジャズ・スタンダード「アローン・トゥギャザー」のエヴァンスの序奏は彼の「ブルー・イン・グリーン」の演奏と直接的に比較される。〔http://www.amazon.com/Chet-20-Bit-Mastering-Baker/dp/B00004UENB〕
ジャズフュージョン・ギタリストのリー・リトナーは彼の2005年のアルバム『Overtime』からこの曲をカヴァーした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブルー・イン・グリーン」の詳細全文を読む



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