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フィル・ド・フランス : ウィキペディア日本語版
フィス・ド・フランス
フィス・ド・フランス(Fils de France, フランス語で「フランスの息子」)は、フランス国王の嫡出の男子及びドーファン(フランス国王の法定推定相続人)の嫡出の男子に与えられた称号。嫡出の女子についてはフィーユ・ド・フランス(Fille de France, フランス語で「フランスの娘」)の称号が与えられ、併せてアンファン・ド・フランス(enfants de France、フランス語で「フランスの子ら」)と総称された。
また、フィス・ド・フランスの嫡出の男子はプティ=フィス・ド・フランス(Petit-fils de France、フランス語で「フランスの孫息子」)、嫡出の女子はプティット=フィーユ・ド・フランス(Petite-fille de France、フランス語で「フランスの孫娘」)と呼ばれ、併せてプティザンファン・ド・フランス(petits-enfants de France、フランス語で「フランスの孫ら」)と総称された。
彼らは、ド・フランス(de France)を姓として用い、また、Son Altesse royale(王家の殿下)との敬称を受け、傍系の一族であるプランス・デュ・サン(prince du sang)(敬称はSon Aletesse sérénissime(至尊なる殿下))とは、姓においても敬称においても区別された。
英語ではプリンスまたはプリンセスとしばしば呼ばれるが、実際にはこれらの称号はプランス・デュ・サンや公爵の子など、より下位の者に与えられた称号である。
== 関連項目 ==

*マダム・ロワイヤル
*インファンテ (称号)(スペインにおける同様の称号)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フィス・ド・フランス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fils de France 」があります。



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