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ピリドキシン塩酸塩 : ウィキペディア日本語版
ビタミンB6[びたみんびー6]

ビタミンB (vitamin B) には、ピリドキシン (pyridoxine)、ピリドキサール (pyridoxal) およびピリドキサミン (pyridoxiamine) があり、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。
生体内ではアミノ酸の代謝や神経伝達に用いられ、不足すると痙攣てんかん発作、貧血などの症状を生じる。ヒトの場合、通常の食物に含まれるため食事が原因の欠乏症はまれとされる〔が、食品加工工程中での減少や抗生物質の使用などにより不足することもある。抗結核薬のイソニアジド(INH)は、ビタミンBと構造が似ており、ビタミンBに拮抗して副作用を引き起こすことがある。そのためイソニアジドとビタミンBは、しばしば併用される。欠乏すると様々な症状を呈する〔ビタミンB6欠乏症と依存症 メルクマニュアル〕。
補酵素形はピリドキサール-5'-リン酸である。
== 構造式 ==

== 機能 ==
ビタミンB6の代謝で活性な形態であるピリドキサールリン酸は、主要な栄養素の代謝、神経伝達物質合成、ヒスタミン合成、ヘモグロビン合成及び遺伝子発現などの多くの反応に関与している。ピリドキサールリン酸は一般的に多くの反応の補酵素として機能し、脱炭酸転移ラセミ化離脱置換およびβ-基の反応を促進する〔Combs, G.F. The Vitamins: Fundamental Aspects in Nutrition and Health. 2008. San Diego: Elsevier〕。また、抗腫瘍作用の存在が指摘されている〔。ビタミンB6による代謝は肝臓で行われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビタミンB6」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vitamin B6 」があります。



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