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ピトゥリアスピス目 : ウィキペディア日本語版
ピトゥリアスピス綱[ぴとぅりあすぴすつな]

ピトゥリアスピス綱 (Pituriaspida)は、デボン紀中期(約3億9000万年前)に生息した無顎類の分類群の一つである。頭部は頭甲に覆われ、前方に長く伸びた吻を持つ。板皮類などの魚類と共に、海や三角州に生息した。オーストラリアクイーンズランド州西部のジョージナ盆地で発見された、''Pituriaspis doylei''と''Neeyambaspis enigmatica''の2種のみで構成される。
"Pituriaspida"は、しばしば「幻覚の盾」と訳される。 "Pituri"は、デュボイシアの葉とアカシアの灰から作られる幻覚剤で、アボリジニシャーマンが用いた。ピトゥリアスピスの発見者Gavin Youngは、最初の個体を調べている際、彼は自身が幻覚を見ていると疑ったことから、この幻覚剤の名前に因んで名付けた。
== 形態 ==
前方に長く伸びた突起は、ガレアスピス類骨甲類ボレアスピス科などが持つものと類似している。だが、ピトゥリアスピス類は頭甲の上面に鼻下垂体孔(nasohypophyseal opening)を持たない、眼窩の直下に窪みを持つという点でこれらの魚類と異なっている。
より良く研究された''Pituriaspis doylei'' は長く伸びた頭甲と槍のような吻を持つ。''Neeyambaspis enigmatica''はより小さくて吻も短く、頭甲は三角形に近い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ピトゥリアスピス綱」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pituriaspida 」があります。



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