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ピサロ級砲艦[ぴさろきゅうほうかん]
ピサロ級砲艦()は、スペイン海軍が運用していた砲艦の艦級。後にフリゲートに艦種変更されたほか、一部は更に哨戒艦に転用された〔。 == 概要 == 本級はの発展型であり、低速ではあっても重武装で航洋性に優れた護衛艦として建造された。ただし財政上の問題により建造は遅延し、竣工は1947年から1951年にかけてとなった。当初は砲艦()とされていたが、1958年にフリゲート()に類別変更された。 また1960年に、7・8番艦は特に近代化改装を受けた。これは1953年のの締結に伴って1955年より着手された艦隊近代化計画の一貫であり、主砲は38口径5インチ単装砲2基に、高角機銃は70口径40mm単装機銃4基に換装され、また対潜兵器としてヘッジホッグ対潜迫撃砲とMk.32用の短魚雷落射機が搭載された。また電子装備も、MLA-1B 対空捜索レーダーやAN/SPS-5 対水上捜索レーダー、QHBスキャニング・ソナーの搭載など強化されていた。これらの艦は40番代のペナント・ナンバーを付与されて区別され、1980年前後まで運用されていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピサロ級砲艦」の詳細全文を読む
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