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ディオル ディオル・エルヒール(Dior Eluchíl、太陽の時代470年 - 505年)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。エル・シンゴルの後を継ぎドリアスの王となった。ルーシエンの死後、宝玉シルマリルを受け継ぐが、フェアノールの息子たちとの戦いで命を落とした。 「エルヒール」とは、シンダール語で「エルウェの末裔」を意味する。 父はベレン。母はルーシエン、妻はケレボルンの姪ニムロス、娘にエルウィング、息子にエルレードとエルリーン。 ==エルウェの末裔== ディオルは、ベレンとルーシエンの息子としてオッシリアンドで生まれた。かれは人間とエルダールとの間に生まれた最初の存在であり、また母を通じてマイアの血も受け継いでいた。ノグロドのドワーフによって祖父であるドリアスの王エル・シンゴルが殺害されると、かれは父ベレンとともに緑のエルフを従えて出陣し、ドワーフたちを打ち倒した。シンゴル王とドワーフの争いの元となった宝玉シルマリルは、かれの母ルーシエンのものとなった。ディオルはシンゴルの世継として、妻のニムロス、娘のエルウィング、息子のエルレードとエルリーン、とともメネグロスに移り住んだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ディオル」の詳細全文を読む
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