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テキサス州肥料工場爆発事故(テキサスしゅうひりょうこうじょうばくはつじこ)は、2013年4月17日午後7時50分(現地時間、日本時間では18日午前9時50分)、アメリカ合衆国テキサス州マクレナン郡で発生した大規模爆発である〔「米テキサス州の工場爆発:周辺住宅、粉々に 1400人、退避勧告」 毎日新聞東京朝刊 2013年04月19日-2013年4月19日閲覧〕〔「オバマ米大統領、テキサス州肥料工場の爆発犠牲者に哀悼の意」 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、2013年4月19日-2013年4月19日閲覧〕。 == 概説 == 現場は郡庁所在地ウェーコの北30km、ダラス南方約130kmに位置する化学肥料会社ウエスト・ファーティライザーの工場。 近くの集合住宅・学校・高齢者施設などが炎上したり損壊したりし、多数の死傷者が出た。住民約2800人の半数に退避勧告が出され、工場火災は18日未明も続いた。市警察は「工業事故であること以外を示す材料はないが、念のため事件として対応している」と会見で語った〔。 アメリカ地質調査所によると、爆発によってマグニチュード2.1の地震が発生した〔アメリカ地質調査所 M2.1 Explosion - 1km NNE of West, Texas 2013-04-18 00:50:38 UTC 〕。爆発音は数十km離れた場所でも聞こえたといわれる。トミー・ムスカ町長はCNNの取材に「核爆発のようなキノコ雲が見えた」と語った〔。 テキサス州当局では4月19日には捜索活動をほぼ終了、14人の死亡を確認、約200人が負傷したことを明らかにしている。工場を操業していたウエスト・ファーティライザーは2012年の時点で270tの硝酸アンモニウムを保管していた〔米テキサス州の肥料工場爆発、死者12人・200人負傷=当局者 ロイター 2013年4月20日〕。工場には爆発防護壁を設けておらず、周辺の建物60-80棟が被害を受けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テキサス州肥料工場爆発事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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