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ザギグ : ウィキペディア日本語版
ザギグ

ダンジョンズ&ドラゴンズロールプレイングゲーム用のワールド・オブ・グレイホークキャンペーンセッティングにおいて、ザギグ(Zagyg)(かつては「ザギグ・イラジャーン」(Zagig Yragerne)として知られていた)はユーモア、奇抜、秘術の伝承、気まぐれを司る神である。彼の聖印は狂気のルーンである。
==創作起源==
ゲイリー・ガイギャックスが1972年にグレイホーク城の下に最初にダンジョンを作成した時、複雑な迷路にはよこしまな罠、秘密の通廊、餓えたモンスター、きらめく財宝などで満たされた13階層が備わっていた。最下層に生きて到達した者は誰でも、このダンジョンを造った狂気の建築家であるザギグに会うことになった(「Zagyg」は「Gygax」の逆読み異形同音異義語であり、このばかげた無目的な場所を設計した者―ガイギャックス自身―が正気ではないに違いない、というガイギャックスの仲間内の冗談であった。後の資料では、ガイギャックスはザギグの名を彼のフルネーム―アーネスト・ゲイリー・ガイギャックス(Ernest Gary Gygax)―の逆読み異形同音異義語である「ザギグ・イラジャーン」(Zagig Yragerne)に拡張した)〔ガイギャックス:「ザギグはある種の冗談―グレイホーク城とそのダンジョンの狂気のデザイナーとしての私―に基づいている。結局のところ、このような場所は他にどれほど存在することができたのであろうか?」〕。かつてただ3人のプレイヤー―その全員が単独冒険中であった―が最下層に到達してザギグに遭遇した。ロブ・クンツロビラーで)、ガイギャックスの息子アーニー(テンサーで)、ロブの兄弟テリー(テリックで)らである〔ガイギャックス:「ロブはロビラー単独でプレイし、ダンジョンを徹底的に調査してこれを成し遂げた。アーニーはロブがパーティでの冒険に欠席していることに気付き、ロビラーの行方を調べるためにテンサーを単独で出発させた。彼は(ロビラーと)類似の経路を辿ることに成功し、第13階層への到達を成し遂げた。それからテリー・クンツはいつもの仲間の2人がセッションに出席していないことに気付き、テリックを出発させ、最下層へ成功裏に到達した...グループ内でそれに成功した者は他には出現しなかった。」〕。彼らの報酬は、ザギグが彼らを直ちに巨大な滑り台で世界の遠い反対側に送り込むことであり〔ガイギャックス:「キャラクターがこの階層に降りた場合、もう戻ることはできなかった。これを管理している人物が適切な報酬を与えた後、世界の反対側まで直通している、巨大な一方通行の滑り台に送り込んだ。」〕、そしてそこで、彼らはそれぞれグレイホーク市に戻るための長い単独の旅に直面した。
その後間もなく、ガイギャックスはロブ・クンツに、グレイホーク城の共同ダンジョンマスターになるよう依頼し、クンツが素材を追加できるように、ザギグと彼自身の手による第13階層を消去した(最終的に、ガイギャックスとクンツが共同作成したダンジョンは50階層以上に及んだ)。
10年後、ガイギャックスは''ドラゴン誌'' 70号に掲載された彼の記事「ワールド・オブ・グレイホークの神格と半神」で、ザギグを半神として再登場させた〔ゲイリー・ガイギャックス、"The Deities and Demigods of the World of Greyhawk"、 ''ドラゴン誌'' 70号、(TSR、1983年)〕。
それに続く資料により、ザギグはかつて大魔道士であり、グレイホーク自由都市の市長であったことが明らかにされた。
1985年にガイギャックスがTSRから追放された時、彼はTSRの製品で使用していた彼のキャラクター達のほとんど―「イラグ」や「ザギグ」といった、彼自身の名前のアナグラムやもじりの名前を持つキャラクターを除く―の権利を失った。TSRは、''D&D'' の後の版でもこの名前を使用し続けた。
ガイギャックスが2005年にグレイホーク城の詳細情報を再出版した時、彼はもはやグレイホークの名称を使用する権利を所有していなかったため、この城の名前をザギグ城(キャッスル・ザギグ)に変更した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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