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ケーダリオーン
ケーダリオーン()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してケダリオンとも表記される。ケーダリオーンはナクソス島の鍛冶師で、ヘーラーはヘーパイストスをケーダリオーンのところに連れて行って鍛冶を教えるよう願ったので、ケーダリオーンは9年間ヘーパイストスに鍛冶を教えた〔『イーリアス』古註、14巻296。〕。一説にケーダリオーンはヘーパイストスに仕えた少年で、オイノピオーンによって盲目にされたオーリーオーンはレームノス島にやって来て、ケーダリオーンをさらい、肩に乗せられたケーダリオーンから太陽が昇る方向を教えてもらったので、オーリーオーンの眼は癒えたという〔ヘーシオドス断片、148a。〕。 なお、ソポクレースはサテュロス劇『ケーダリオーン』を書いたが散逸した。
== 脚注 ==
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