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ギュレルモ・ジョーンズ : ウィキペディア日本語版
ギレルモ・ジョーンズ

ギレルモ・ジョーンズGuillermo Jones、男性、1972年5月5日 - )は、パナマプロボクサー。第15代WBA世界クルーザー級王者。
デビュー以来、ウェルター級からスーパーウェルター級でキャリアを重ねていたが、2002年に3階級飛び越しクルーザー級に転向。2008年にデビュー16年目、36歳のときに世界王座挑戦4度目にして世界王座を獲得した。ドン・キングのドン・キング・プロダクションズ所属。
== 来歴 ==
1993年7月17日、プロデビュー。
1994年9月3日FECARBOXウェルター級王座を獲得。
1995年7月15日、パナマウェルター級王座を獲得。
1995年8月5日WBAフェデラテンウェルター級王座を獲得。以後、3度の防衛に成功。
1996年6月15日、WBAフェデラテンスーパーウェルター級王座を獲得。以後、2度の防衛に成功。
1997年9月27日デビッド・ノエル()と対戦し、2回KO負けで王座から陥落。プロキャリア初黒星となった。
1997年11月29日、デビッド・ノエルとダイレクトリマッチで対戦し、1回TKO勝ちで王座に返り咲いた。
1998年2月13日、WBA世界スーパーウェルター級王者ローランド・ブーデュアニ()に挑戦し、1-0(115-114、114-114、114-114)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。
1998年5月30日、ローランド・ブーデュアニとダイレクトリマッチで対戦し、1-2(117-111、113-115、112-116)の判定負けを喫し、またも王座獲得に失敗した。
2002年4月13日、3階級飛び越しクルーザー級に転向した。
2002年11月23日WBO世界クルーザー級王者ジョニー・ネルソン()に挑戦し、1-1(115-113、114-114、113-116)の判定判定で引き分けた為、みたび王座獲得に失敗した。
2004年3月16日、WBAフェデラテンクルーザー級王座決定戦でルシアノ・トーレス()と対戦し、1回1分48秒TKO勝ちで王座を獲得した。
2004年12月3日、WBAフェデラテンクルーザー級タイトルマッチ並びにWBCラテンアメリカクルーザー級王座決定戦でアントニオ・ベロア()と対戦し、1回2分9秒KO勝ちでWBAフェデラテンクルーザー級王座の初防衛とWBCラテンアメリカクルーザー級王座の獲得に成功した。
2005年9月3日、WBA世界クルーザー級挑戦者決定戦を兼ねたWBAフェデラテンクルーザー級タイトルマッチ並びにWBCラテンアメリカクルーザー級タイトルマッチでウェイン・ブライスウェイト()と対戦し、4回0分42秒TKO勝ちでWBAフェデラテンクルーザー級王座の2度目の防衛ととWBCラテンアメリカクルーザー級王座の初防衛に成功、同時にWBA世界クルーザー級王座への挑戦権を獲得した。
2008年9月27日ドイツハンブルクカラー・ライン・アレーナでWBA世界クルーザー級王者フィラット・アルスラン()と対戦し、10回2分33秒TKO勝ちを収め、4度目の世界王座挑戦で王座獲得に成功した。
2010年10月2日、パナマで指名挑戦者でWBA同級1位のヴァレリー・ブラドフとWBA世界クルーザー級王座の初防衛戦を行い11回TKO勝利。ジョーンズはこの王座を2008年9月に獲得してから2年以上防衛戦を行っていなかった。
2011年11月5日、13ヶ月ぶりの防衛戦をフロリダ州でWBA同級14位のマイケル・マッローネと対戦し6回TKO勝利。2度目の防衛に成功した。
2012年10月20日にWBA世界クルーザー級暫定王者デニス・レベデフ()と対戦し、3度目の防衛と同時に王座統一を目指す予定であったが、ジョーンズがトレーニング中の負傷で王座統一戦が行われなかった為、同年10月30日にインドネシアジャカルタで行われたWBA総会で、ジョーンズの休養王座認定とレベデフの正規王座認定を決定した。ジョーンズは休養王者になった。
2013年1月24日、正規王者デニス・レベデフとの王座統一戦の入札を同年2月6日午前11時に行うとWBAより通知を受けた〔WBA opens Jones vs Lebedev fight to Purse Bid WBA公式サイト 2013年1月24日〕。
2013年2月6日、上述の通知通り入札が行われ〔LIVE STREAMING: Purse Bid Jones vs Levedev / WBA World Cruiserweight Title WBA公式サイト 2013年2月6日〕、レベデフのプロモーターであるジョン・ワート氏は357000ドルで落札しモスクワで試合がしたかったのだが、ジョーンズのマネージャーで有名なプロモーターであるドン・キング氏が712000ドルで落札し、パナマ、マイアミもしくはナイジェリアでいずれにしても4月に試合をしたい意向を示した〔Don King will promote Jones vs Lebedev WBA公式サイト 2013年2月6日〕〔Lebedev vs. Jones Heads To April, King Wins Purse Bid BoxingScenecom 2013年2月6日〕。
2013年5月17日ロシアモスクワ州クラスノゴルスク市ミャキニノのクロッカス・シティ・ホールで正規王者デニス・レベデフとWBA世界クルーザー級王座統一戦を行い、11回2分4秒KO勝ちを収め王座統一に成功(記録上は3度目の防衛)、正規王座復帰を果たしたが、試合後にドーピング検査で違反薬物のフロセミドの陽性反応を示した〔激闘!ジョーンズ、レベデフを終盤KO ボクシングニュース「Box-on!」 2013年5月18日〕。
2013年10月18日ペルーで開催されているWBA年次総会において違反薬物されたことを考慮してジョーンズの王座を剥奪し、レベデフに王座を差し戻す判断が下された〔WBA strips Jones, Lebedev again cruiser champ 2013年10月18日〕〔レベデフ王者復帰、ジョーンズのタイトル剥奪 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月19日〕。
2013年12月14日、WBAがジョーンズをWBA世界クルーザー級休養王座に差し戻し、ジョーンズは再び休養王者となった〔Guillermo Jones reinstated as champion in recess WBA公式サイト 2013年12月14日〕〔World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年1月10日〕。
2013年12月19日、正規王者デニス・レベデフとの王座統一戦の入札を2014年1月6日午前11時に行うとWBAより通知を受けたが〔WBA opens Lebedev – Jones to Purse Bid WBA公式サイト 2013年12月19日〕、入札は延期となった〔Lebedev and Jones requested Purse Bid postponement WBA公式サイト 2014年1月4日〕。
2014年1月22日、レベデフ陣営とジョーンズ陣営は同年4月にロシアで王座統一戦を行う予定だと発表した〔Lebedev vs Jones reach an agreement and will fight in April in Russia WBA公式サイト 2014年1月22日〕。
2014年4月25日、モスクワクリタツコエ・スポーツ・パレスで、WBA世界クルーザー級王者デニス・レベデフと仕切り直しとなる王座統一戦を行う予定だったが、またもジョーンズがドーピング検査で違反薬物のフロセミドの陽性反応を示した。両陣営が合意すればノンタイトル戦として行われたのだが、合意に至らなかった為、試合は中止になった〔Guillermo Jones tested positive WBA公式サイト 2014年4月25日〕〔Cancelled the fight Lebedev vs Jones II WBA公式サイト 2014年4月25日〕〔Guillermo Jones fails drug test, Denis Lebedev rematch is off The Ring Magazine 2014年4月25日〕〔ジョーンズに薬物反応、WBAクルーザー級戦中止 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月26日〕。
2014年5月23日、ドーピング検査の最終結果が公表され、それに伴いWBAがジョーンズに2年間の出場停止処分を科したことを発表した。
2014年6月6日、WBAは最新ランキングを発表し、ジョーンズをWBA世界クルーザー級ランキングから除外した〔World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年6月6日〕〔WBA最新ランキング、月間MVPはフロッチ Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月9日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ギレルモ・ジョーンズ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Guillermo Jones 」があります。



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