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カポナータ : ウィキペディア日本語版
カポナータ

カポナータイタリア語:''Caponata'')は、シチリア島およびナポリの伝統料理。
== シチリアのカポナータ ==
シチリアのカポナータは揚げナス甘酢煮である。カプナータ(Capunata)またはカプナティーナ(Capunatina)とも呼ばれる。イタリア全土で有名な料理であり、スペインカタルーニャから渡来したと考えられている。
ナスを一度オリーブ油で揚げ、別鍋にオリーブ油で炒めたタマネギセロリトマトオリーブケッパーと合わせて白ワイン酢で軽く煮込み、砂糖で調味したのちに、バジリコをちらして常温で供する。仕上げにココアパウダーを加えることもあり、ゆで卵カラスミマグロの卵、オイルサーディンタコエビなど魚介類が入る場合もある〔Simeti, Mary Taylor. ''Pomp and Sustenance''. Ecco, Hopewell, NJ, 1989. p.77-78.〕。
カポナータと似た夏野菜の炒め煮は、地中海地方各地でよく見られる。日本では南イタリアチャンボッタCiambotta)と混同されることが多いが、野菜の種類が異なる場合があり、甘酸っぱい味付けにはしない点が異なる〔Schwartz, Arthur. ''Naples at Table''. Harper Collins, New York, 1996. p.364-366〕。また、フランスラタトゥイユとも似ているが、こちらも普通は砂糖や酢を入れない。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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