| 翻訳と辞書 | アルカリド アルカリド () はアルカリ金属のアニオンを含む化合物の総称である。長い間、塩に含まれるアルカリ金属は全てカチオンとしてのみ存在すると考えられていたので、アルカリドのような化学種は理論的に興味深い。アルカリ土類金属であるバリウムのカチオンを含むアルカリド化合物も合成されている
 。
 == ふつうのアルカリ金属 ==
 アルカリ金属は塩をつくることでよく知られている。食塩、すなわち塩化ナトリウム Na+Cl- は典型的なアルカリ金属の塩であり、アニオンとカチオンがバランスをとってイオン化合物の組成式を与えている。正電荷を持つカチオンをつくるために原子状ナトリウムから1つの電子が放出されると、安定な希ガスの電子配置になる、というのがこの現象への伝統的な説明である。アルカリドが発見されるまで、ナトリウムは常に1価のカチオンをつくると考えられていてた〔Holleman, A. F.; Wiberg, E. "Inorganic Chemistry" Academic Press: San Diego, 2001. ISBN 0-12-352651-5.〕。同じことが、他のアルカリ金属にも当てはまる。
 
 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』
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