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わが人生は愛と喜び[わがじんせいはあいとよろこび]
『わが人生は愛と喜び』(わがじんせいはあいとよろこび、)作品263は、ヨーゼフ・シュトラウスが作曲したウィンナ・ワルツ。『わが履歴書は親愛と欲望』と訳されることもある。演奏時間はおよそ8分〔近藤(2008) p.27〕。 == 概要 == ウィーン大学の学生たちのために作曲されたワルツで、1869年2月7日に宮廷大舞踏会場「学生舞踏会」で初演された〔。導入部にはドイツの学生歌『午前中に(勉強する)』が引用されており〔、さらに終結部には同じくドイツの学生歌『酒の歌』が引用されている。曲名はヨーゼフ・シュトラウスの人生とは無関係で、『酒の歌』の歌詞の出だしの部分から採られたものである。演奏後に学生たちの喝采が鳴りやまなかったため、続いて初演される予定だったポルカ・マズルカ『からかい』の出番を翌日に追いやったという〔ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2014 曲目解説 〈からかい〉を参照。〕。 今日において、ヨーゼフの全楽曲の中でも特に「傑作」との呼び声が高い作品であり、『天体の音楽』や『オーストリアの村つばめ』と並ぶヨーゼフの代表作である。1931年にはドイツ映画『会議は踊る』の第二主題歌『新しい酒の歌』のメロディーとして旋律が用いられており、これが契機となって広く世界に知られることとなった。なお、同映画には『天体の音楽』もテーマ音楽として登場している。 ヨーゼフの作曲であることは一時期忘れられてしまったようで、『会議は踊る』制作以前の1920年代にも「作者不詳」の曲として流行している。『会議は踊る』のエンドロールにもヨーゼフの名はなく、どうやら一般民謡という扱いであったらしい。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「わが人生は愛と喜び」の詳細全文を読む
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