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ろうそくの歴史[れきし]
本項では、ろうそくの歴史(れきし)について説明する。 ろうそくは、世界各地でそれぞれ独自に発達した。ろうそくを「縒り糸や紙を縒り合わせたものを芯にし、蝋やパラフィンを円柱状に成型して灯火に用いるもの」(デジタル大辞泉の定義〔)と定義すれば、ロウを使った灯火でも芯が無ければろうそくとは呼べないことになるが、ここでは広く「ロウまたはロウと似た性質のものを燃料に使った照明具」として解説する。 人類で最も古いろうそくは、古代エジプトで使われていたと一般に考えられている。これは古代エジプトの遺跡からろうそくの燭台が見つかったことに由っている〔。 ==古代エジプト== 古代エジプトでは、紀元前1550年頃にろうそくが使われていた。ただし携帯用ろうそくの場合、ロウは容器の中に詰めて使われていたので〔、今のろうそくとは様子が異なる。 古代ローマの博物学者プリニウスは著書『博物誌』の中で、紀元前300年頃のエジプトでろうそくが使われていた旨を記している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ろうそくの歴史」の詳細全文を読む
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