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ひき岩群 : ウィキペディア日本語版
ひき岩群[ひきいわぐん]

ひき岩群(ひきいわぐん)は、和歌山県田辺市稲成町にある岩山群。景勝地として、また特殊な生物の分布する地域として知られている。
== 概要 ==
東西1.5km、南北1kmにわたっていくつもの岩山が並んでおり、標高は一番高いところで100m位、周囲はミカン畑や林になっている。各々の岩は南側はなだらかな斜面で、北側は垂直の壁に近い。岩の上の方はほぼはげ山であるが、岩の間の部分は低木林になっている。岩の間を縫って遊歩道が設置され、一部の岩山には登れるようになっていて、展望台になっている。
名前の由来は裸の岩山がそれぞれほぼ三角形で、片面の斜面がなだらかになっているので、ヒキガエルが押し合いへし合いしているように見えるためと言われる。ただし、ひき岩群南端の道路沿いには本当にヒキガエルそっくりの岩があり、単独ではこれをひき岩という。現在、この岩のすぐ下にひき岩の解説板などが設置されている。このひき岩は昭和33年(1958年)に和歌山県天然記念物に指定されている。また、ひき岩群は国民休養地に指定されている。
田辺市街地から5km程度しか離れておらず、ひき岩群中央の展望台からは田辺の市街地、それに田辺湾を越えて白浜までがすぐ目の前に見える。また、ほぼ同程度の高さの岩山に囲まれた風景は、標高が低いからスケール感には欠けるが独特の奇観である。さらに、乾燥した岩山でありながら、合間には水が絶えず、湿地性植物も産するなど独特の生物相を持ち、珍しい生物もいくつか知られている。
なお、標記としては現在はひき岩が普通であるが、比企岩蟇岩などの標記も見られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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