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かくして殺人へ[かくしてさつじんへ]
『かくして殺人へ』(かくしてさつじんへ、''And So to Murder'' )は、1940年に発表されたカーター・ディクスン(ディクスン・カー)名義の長編推理小説。ヘンリー・メリヴェール卿もの第10長編である。 カー特有の怪奇・伝承にまつわる作風に乏しく、物語の終盤近くになっても殺人が起こらない(未遂に終わるターゲットらしき人物への襲撃は連発する)、ラブコメ色の濃い作品。 ドイルの長編「恐怖の谷」やクイーンのハリウッドものに挑んだ作品とも言われ、メインストーリーとは無関係らしき人物の会話や行動が挿入されるのはクリスティの「ABC殺人事件」を思わせるカー(ディクスン)の実験作。 == あらすじ == ベストセラー小説「欲望」の作者モニカ・スタントンは英国のアルビオン映画社のプロデューサーであるトマス・ハケットから探偵小説作家ウィリアム・カートライトの作品「かくして殺人へ」の脚本を書くことを提案され、女優フランセス・フラー、映画監督ハワード・フィスクらに紹介される。 ところが撮影所で彼女を狙ったと思われる襲撃と文書による脅迫が連続して起こる。はたして犯人の目的はいったい何か?
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かくして殺人へ」の詳細全文を読む
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