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あくび指南 : ウィキペディア日本語版
あくび指南[あくびしなん]
あくび指南』(あくびしなん)とは古典落語の演目の一つである。主な噺家は柳家小せんなどがいる。別名『あくびの稽古』。
== あらすじ ==
道でバッタリ友人の熊五郎に遭遇した八五郎。
なんでも熊さんはこれから芸の稽古に行こうとするところらしいので一緒に来ないかと誘われるが、
この熊さんは以前にもいろんな習い事をかじったことがあったのだが、歌の稽古をすれば長屋中の植木が腐り、踊りの稽古をすれば東の空に円盤が現れたという、
何か芸を習う度に事件を引き起こしてきたので嫌だと言うが、習う内容が「あくび」という珍しいものであったため、興味が涌き、見学にだけ行くことにする。

そんなわけで芸の先生宅へ行き、あくびの稽古は始まるのだが、一番易しいという夏のあくびの内容というのでさえ、

お~い…船頭さん…船を上手へやっておくれ…堀へ上がって、一杯ヤッて…夜はへでも行って遊ぼうか…船もいいが、こう長く乗っていると、退屈で…退屈で…(フワァ~~)ならねぇや…

という難しそうな内容であるため、熊さんは悪戦苦闘する。その上、熊さんは「遊郭」のくだりになると必ずと言っていいほど脱線してしまい、先生からも終いには呆れられ、心ないことまで言われ始めたため、頭に来て怒って出ていこうとするが、そこに来て八五郎が居眠りをしていることに気づく。半ば八つ当たり気味にたたき起こされた八五郎は「お前らは稽古してるからいいけどよぉ…見てる俺は…退屈で退屈でならねぇんだよ。」とあくびを一発… これを見ていた先生は「あら?お連れさんの方が、御器用だ…

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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