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あいまい一致 (翻訳)[あいまいいっち] 翻訳におけるあいまい一致とは、翻訳支援ツールで用いられる技術で、の特殊なケースである。文節間の対応を見つけたり、既存訳文のデータベースから翻訳単位を探したりする時に、一致率が100%より低い一致を扱う。通常は文単位の文節に対して動作するが、翻訳技術によっては語句単位で動作させることも可能。翻訳者が翻訳メモリを使って翻訳を行う際に用いられる。 == 背景 == 翻訳対象の文に対して、翻訳メモリのデータベース内に完全一致が見つからない場合、完全一致よりも一致度合いが低いものを探すという選択肢がある。この場合、翻訳者はあいまい一致の閾値として100%より低い割合の値を設定すると、翻訳メモリのデータベースは、指定した閾値に対応する一致を返す。あいまい一致の主な役割は、翻訳処理を高速化して翻訳者を支援することであり、人間による翻訳に置き換わることを目的とはしていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あいまい一致 (翻訳)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fuzzy matching (computer-assisted translation) 」があります。
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