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JR西日本183系電車 : ウィキペディア日本語版
国鉄183系電車[こくてつ183けいでんしゃ]

国鉄183系電車(こくてつ183けいでんしゃ)は、1972年日本国有鉄道(国鉄)が設計・製造した直流特急形電車である。
第16回(1973年)鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。
本項では本系列をベースにEF63形電気機関車との協調運転装置を搭載する189系電車(189けいでんしゃ)ならびに西日本旅客鉄道(JR西日本)が所有していた485系電車を改造した183系電車についても解説を行う。
== 183系0番台 ==

=== 概要 ===
1972年7月15日総武本線(快速線)東京 - 錦糸町間開業ならびに房総東線蘇我 - 安房鴨川間電化完成により総武本線・房総東線(現・外房線)・房総西線(現・内房線)で運転されていた急行列車の一部を特急列車に格上げするとともに地下区間となる総武快速線に対応させることから、当時の運輸省(現・国土交通省通達「電車の火災事故対策について(鉄運第81号)」で定められたA-A基準を採用。さらに波動輸送への対応も考慮して製造されたグループである。
1972年にMM'ユニット(モハ183形・モハ182形)33組66両・クハ183形22両・サロ183形11両の99両が新規開設となった幕張電車区(現・幕張車両センター)に集中配置された〔早期落成車は津田沼電車区に配置され訓練運転などに使用され、開業直前に幕張に転出という形をとった。〕。1973年 - 1975年に継続して増備され、最終的には9両編成(6M3T)19本と1973年11月に内房線で発生した衝突脱線事故による廃車代替〔クハ183-17が大破し、翌1974年2月に廃車となったため、代替車としてクハ183-39を製造。〕 1両のMM'ユニット57組114両・クハ183形39両・サロ183形19両総計172両が、日本車輌製造東急車輛製造近畿車輛川崎重工業(現・川崎重工業車両カンパニー)で製造された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄183系電車」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 183 series 」があります。



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