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D型潜水艦[でぃーかたせんすいかん]
D型潜水艦とは、ソ連海軍の潜水艦である。正式艦級名称は、第1系列潜水艦「デカブリスト」（Подводные лодки серии I «Декабрист»）。
== 開発 ==
D型潜水艦は、ロシア帝国海軍の後継組織となったソヴィエト連邦海軍が、最初に運用した潜水艦である。当時のソ連は、ロシア革命や第一次世界大戦による混乱などの影響で、造船計画は遅延し、海軍力は低下していた。そのためソ連海軍首脳部は艦艇新造の必要性を感じ、1923年に新型潜水艦の開発を独断で（革命軍事評議会の承認を得ずに）決定した。本型はバルト造船廠（旧オルジョニキーゼ造船廠）のマリーニン技師を主任設計者として開発が開始された。
革命直後のソ連の工業力・技術力では潜水艦建造には不十分だったため、本型の開発にあたっては諸外国からの技術導入を多数必要とした。船体はイタリアから輸入した図面を参照し、発動機はドイツ共和国のMAN社より輸入した鉄道用ディーゼルエンジンを参考とした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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