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D型小惑星[でぃーかたしょうわくせい] D型小惑星(D-type asteroid)は、非常に低いアルベドと特徴がなく赤っぽい電磁スペクトルをもつ小惑星である。有機化合物の多いケイ酸塩、炭素、無水ケイ酸塩で構成され、内部には水の氷を含むかもしれないと推定されている。D型小惑星は、アタラやイダルゴのように小惑星帯の外側で見られる他、木星のトロヤ群のほとんどがそうである。 ニースモデルでは、D型小惑星は、エッジワース・カイパーベルトが起源であるとされる〔William B. McKinnon, 2008, "On The Possibility Of Large KBOs Being Injected Into The Outer Asteroid Belt". ''American Astronomical Society,'' DPS meeting #40, #38.03 〕。 タギシュ・レイク隕石のスペクトルは、D型小惑星のそれと類似している〔渡部 潤一・井田 茂・佐々木 晶 『シリーズ 現代の天文学 第9巻 太陽系と惑星』(日本評論社、2008年)〕。 ==関連項目==
*小惑星のスペクトル分類
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「D型小惑星」の詳細全文を読む
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