翻訳と辞書
Words near each other
・ C、Dですと!?
・ CとC++の演算子
・ Cのチョンチョン
・ Cの嵐!
・ Cの微熱
・ Cの福音
・ Cカセット
・ Cカー
・ Cカード
・ Cクラス
Cコンドライト
・ Cコード
・ Cシャープ
・ Cストリング
・ Cセグメント
・ Cセグメントクラス
・ Cセディーユ
・ Cタンパク質
・ Cトレイン
・ Cバス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Cコンドライト : ウィキペディア日本語版
炭素質コンドライト[たんそしつこんどらいと]

炭素質コンドライト(たんそしつコンドライト、''Carbonaceous Chondrite'')、またはC-型コンドライトコンドリュールを含む石質隕石のうち、いろいろな化合物や有機物の形で炭素原子を含むものをいう。発見された隕石全体に占める炭素質コンドライトの割合は少なく、数十例である。
このタイプの隕石は、気化しやすい成分を多量に含んでいる。星間物質がいったん惑星などに集結すると重力エネルギーの開放によって高温となり、これらの成分は蒸発してしまうが、この隕石は固結してから200℃を超えたことはない。すなわち、原始惑星など大型天体の一部として取り込まれる過程を経ていない太陽系創生当時の原始の星間物質における、元素組成の情報を含んでいると考えられている。炭素質コンドライトのなかには、アミノ酸、脂肪酸などの有機物もしばしば見出される。
炭素質コンドライトはさらにCI、CM、CH、CR、CKなどに分類される。Cのつぎの文字はそのグループを代表する隕石の名前から取られている(例としてはCIのIはイブナ隕石にちなむ)。炭素質コンドライトのうち、有名なものにはオルゲイユ隕石イブナ隕石マーチソン隕石タギシュ・レイク隕石アエンデ隕石カルーンダ隕石NWA 801などがある。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「炭素質コンドライト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Carbonaceous chondrite 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.