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自然主義的二元論 : ミニ英和和英辞書
自然主義的二元論[しぜんしゅぎてきにげんろん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自然 : [しぜん]
 nature, natural, spontaneous,
自然主義 : [しぜんしゅぎ]
 (n) naturalism
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 
主義 : [しゅぎ]
 【名詞】 1. doctrine 2. rule 3. principle 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 
: [まと, てき]
 【名詞】 1. mark 2. target 
: [に]
  1. (num) two 
二元 : [にげん]
 (n) duality
二元論 : [にげんろん]
 (n) dualism
: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 
: [ろん]
 【名詞】 1. (1) argument 2. discussion 3. dispute 4. controversy 5. discourse 6. debate 7. (2) theory 8. doctrine 9. (3) essay 10. treatise 1 1. comment

自然主義的二元論 : ウィキペディア日本語版
自然主義的二元論[しぜんしゅぎてきにげんろん]
自然主義的二元論(しぜんしゅぎてきにげんろん、Naturalistic dualism)とは、心の哲学を専門とする哲学者デイヴィッド・チャルマーズが、意識のハード・プロブレム(物質としての脳からどのようにして現象意識クオリアなどと呼ばれるものが生まれるのか、という問題)に対して取る自分の立場に対して与えた名前。現象意識やクオリアなどの問題の解決のためには物理学の理論の存在論的拡張が必要だ、という立場のこと。
名称中で使われている二元論という言葉は唯物論(または物理主義)の否定を表す。つまり意識の問題を還元消去によって解決することは出来ない、という立場である。
そして自然主義という言葉でデカルト的な実体二元論の否定を表す。つまりといった超自然(Supernatural)的なものによる説明ではなく、意識の主観的側面に対する自然主義的な(簡単に言えば科学的な)説明を与えるべきだ、という立場を表す。以下詳細を述べる。
== 概要 ==
近年、現象意識クオリアなどという名で哲学者たちの間で呼ばれるようになった、意識の主観的体験。これが物理学の枠組みの中のどこに位置づけられるのか、という問題は古くから様々な哲学者たちにより論じられてきた(例えば有名な例でジョン・ロックライプニッツなど)。
現在の物理学がその実在を仮定している基本的な存在論(例えば電荷スピンエネルギー、そして時間空間など)に対して、新たに現象意識をメンバーとして迎え入れ、その上でその現象意識の振る舞いを記述することになる未知の自然法則、これを探索すべきだ、という立場。
アナロジーとしてしばしば、マクスウェルが電気的現象を記述するために、ニュートン力学に電荷、電場、磁場という新たなメンバーとその振る舞いを記述する一揃いの新しい方程式(マクスウェル方程式)を導入することで、当時の物理学を拡張して電気的な現象の説明の困難を解決した事例を引き合いに出す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「自然主義的二元論」の詳細全文を読む




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