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第52回NHK紅白歌合戦 : ミニ英和和英辞書
第52回NHK紅白歌合戦[だいごじゅうにかいえぬえいちけーこうはくうたがっせん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [かい]
 【名詞】 1. counter for occurrences 
: [べに, くれない]
 【名詞】 1. deep red 2. crimson 
紅白 : [こうはく]
 【名詞】 1. red and white 2. colours for festive or auspicious occasions (colors) 
紅白歌合戦 : [こうはくうたがっせん]
 (n) annual singing contest held on New Year's Eve
: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
歌合 : [うたあわせ]
 【名詞】 1. poetry contest 
歌合戦 : [うたがっせん]
 (n) singing matches
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 
合戦 : [かっせん]
 【名詞】 1. battle 2. engagement 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

第52回NHK紅白歌合戦 : ウィキペディア日本語版
第52回NHK紅白歌合戦[だいごじゅうにかいえぬえいちけーこうはくうたがっせん]

第52回NHK紅白歌合戦』(だいごじゅうにかいエヌエイチケーこうはくうたがっせん)は、2001年平成13年)12月31日NHKホールで行われた、通算52回目のNHK紅白歌合戦。19時30分 - 21時25分および21時30分 - 23時45分にNHK生放送された。
== 概要 ==

*21世紀最初の紅白は、世界初、生娯楽番組でのリアルタイム字幕放送として放送。
*当時NHK会長だった海老沢勝二の「NHK色を強めたい」との強い意向により、今回から第55回2004年平成16年))まで司会陣が同局アナウンサーで固められた。今回は両軍司会を有働由美子前回は審査員リポート。数年前から司会候補に挙がっていた)・阿部渉(前回はラジオ実況)、総合司会を三宅民夫が務めた。また、司会が全員同局のアナウンサーとなったのは第7回1956年昭和31年))以来45年ぶりである〔http://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/20011108000441〕〔http://web.archive.org/web/20021014235412/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2001/11/09/01.html〕。
*司会陣をNHKアナウンサーで固めたため、カンニングペーパー無しで、4時間半の番組の台本・進行すべてを暗記して臨もうということになったという〔http://www.dailyshincho.jp/article/2014/11261830/?all=1 デイリー新潮〕。
*各マスコミは司会発表前、紅組司会候補としてこの年上期の連続テレビ小説ちゅらさん』のヒロインおよび『思い出のメロディー』の司会を務めた国仲涼子〔「久保純子「産休」で紅白司会は「国仲涼子」」『週刊新潮』2001年9月6日号〕〔「<ちゅらさん>が紅白の司会者に!?-有名女子アナを蹴散らし急浮上」『週刊ポスト』2001年9月28日号〕〔『夕刊フジ』2001年10月15日付〕、翌年の大河ドラマ利家とまつ〜加賀百万石物語〜』の主演・松嶋菜々子〔『スポーツ報知』2001年10月15日付〕、この年モーニング娘。を卒業した中澤裕子〔『日刊スポーツ』2001年10月15日付〕、有働〔『サンケイスポーツ』2001年10月15日付〕〔『夕刊フジ』2001年10月15日付〕、膳場貴子〔『夕刊フジ』2001年10月15日付〕、白組司会の候補として『ちゅらさん』にヒロインの父親役で出演した堺正章〔『東京中日スポーツ』2001年10月15日付〕〔合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』〕、『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』の主演・唐沢寿明〔『スポーツ報知』2001年10月15日付〕〔『日刊スポーツ』2001年10月15日付〕〔『スポーツニッポン』の報道より〕〔『東京中日スポーツ』2001年10月15日付〕、当時『ポップジャム』の司会を務めていた堂本光一KinKi Kids)〔『サンケイスポーツ』2001年10月15日付〕の名前を挙げていた。両軍司会としては、「国仲・堺」「松嶋・唐沢」「中澤・唐沢」「有働・唐沢」「有働・光一」といった予想がされた。
*なお、前回まで3年連続で紅組司会を務めた久保純子はこの時産休中であり、司会候補から消えていた。
*総合司会については、前回まで6年連続で務めた宮本隆治から彼の後輩である三宅に交代となった。宮本の降板に関して、「アドリブが利かない」「要するに下手」なことなどが原因と当時週刊誌で報じられた。後に『ゲンダイネット』(2007年2月5日付)は「(宮本が行っていた)講演会や結婚式の司会など過ぎた“副業”が問題視されたため」との芸能記者の話を掲載した。
*今回の司会発表会見はNHK放送センターNHK大阪放送局を中継で繋ぐ異例のスタイルとなった(有働が大阪局で番組収録を行っていたため)。有働は「久保ちゃんの産休代理です。NHKも思い切ったことやるなぁ」と笑いを誘った〔『芸能ニッポン』1999年4月号に有働と久保は確執関係にあると報じられていた(後輩である久保が先に紅白の司会に起用されたことに有働が不満を持っていたとされる)。〕〔なお、翌年の第53回における紅組司会選考は有働、産休明けの久保、膳場で争いとなり、結果有働の続投となった(阿部と三宅も続投している)。〕。また有働は大阪の女性達から「紅白司会者、決まったなぁ」「でもなぁ、綺麗じゃないアナウンサーが司会なんて、初めてとちゃうか?」「でもええわ。わてらでもできるって人で良かったわぁ」との話を聞かされたという〔合田道人『紅白歌合戦の真実』、351頁。〕。
*有働は今回以降、幾度も紅白の司会に起用されることとなるが、2005年夏発売の週刊誌に「大御所歌手への配慮が必要なこと」「着替え場所がしっかり整っていない」という点から本人は紅白の司会を嫌っていると報じられたことがある〔『週刊新潮』2005年8月20日号、54~56頁。〕。また、第54回2003年)まで3年連続で紅組司会を担当したが、毎年本番前に全紅組歌手に手紙を書いて渡していたと話す(本番が迫る歌手から返事の手紙を貰ったとし、これを本人は反省しているという)〔『女性セブン』2013年1月1日号でのインタビュー〕。
*審査員として長嶋茂雄(前回の審査員)、イチローらに出演を打診したが、スケジュールの都合で辞退した〔唐沢寿明、室伏広治ら「紅白」審査員 、スポニチアネックス、2001年12月20日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)。〕。
*Kiroroは『ちゅらさん』の主題歌だった「Best Friend」を歌唱した。曲前には、同作出演者である平良とみ(審査員)とゴーヤマン(応援ゲスト)、ガレッジセール(応援ゲスト)が登場した。
*安室奈美恵の「say the word」歌唱時、歌詞を間違えるハプニングが発生した。
*小林幸子は前回「豪華衣装で出演するのは最後」との発言をしていたが、今回も『Flower of dream』と題した豪華衣装を披露した。大型舞台装置を止めて人力に替えたというのが真相であった。なお、翌年には大型舞台装置も復活してしまっている(和田アキ子は紅白の出場歌手が発表される以前から衣装を制作している小林に否定的な考えを持っており、この件がきっかけで2人の間に確執が生じた〔アッコ テレビで幸子挑発! 、スポニチアネックス、2001年12月17日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)。〕)。
*ザ・ドリフターズが、この年の『第33回思い出のメロディー』に続き出場。歌唱時の衣装は、TBS系列で放送されていた『8時だョ!全員集合』のオープニングで有名な揃いの着物にタスキ・鉢巻だった。また、『8時だョ!全員集合』(実際には「8時4分過ぎだョ!全員集合」であった)コールを行った。2004年(平成16年)にいかりや長介が死去したこともあり、ドリフにとって正式な出場歌手としては最初で最後の紅白出場。
*氷川きよしの応援には前回に引き続きビートたけし志村けんが時代劇の悪党の格好で登場した。
*前半の演歌対決で歌手席が第40回1989年(平成元年))以来12年ぶりに復活した。
*森昌子が、当時夫であった森進一2005年4月に離婚)にエスコートされて、久々の紅白のステージに登場した。昌子自身の往年のヒット曲メドレー(「せんせい」、「哀しみ本線日本海」、「越冬つばめ」)を歌唱し、大きな歓声に包まれた。
*人気アンケートで上位にランクインしたキム・ヨンジャが復帰出場し、過去に発売中止になったこともある「イムジン河」を、翌年の2002 FIFAワールドカップにちなんで歌った。曲目発表時ではキムが「トリ内定」との推測も流れた。歌手別視聴率では、実際の紅組トリである和田アキ子を抑えて紅組2位を記録〔合田『紅白歌合戦の真実』、354頁。〕。
*堀内孝雄は同じ大阪府出身で親友であり、この年亡くなった河島英五の代表曲「酒と泪と男と女」を本人の映像と一緒に歌った(なお、河島本人は紅白に1回出場第43回1991年)したが、同曲は歌唱していない〔この時歌ったのは、同じく河島の代表曲の一つでもある「時代おくれ」。〕)。客席で観覧していた河島の息子から「堀内さん、ありがとう!」の大声が上がると、堀内は男泣きしながら「英五…酒は飲んでるか? 声を高らかに歌っているか? そしてお前が好きだった、龍馬には逢えたか? もう何も言うまい。さらば、英五…」と言い残し、涙の熱唱となる。歌唱終了後の堀内は「英五、有難う!!」と右手を挙げ叫びながら締め括ったが、その光景を見続けていた阿部も、思わずもらい泣きする場面があった。
*ゴスペラーズ郷ひろみのバックコーラスとしても歌い、事実上2曲歌ったことになった。「この世界のどこかに」をゴスペラーズが楽曲提供し、実際にコーラス参加していたため。また、郷は本紅白出場を最後に2005年(平成17年)まで活動休止となった。
*特別ゲストとして木村弓が出演し、アニメ映画千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」を歌った。また、ハムちゃんずミニハムず(の着ぐるみ)が登場し、モーニング娘。と共に「ハム太郎とっとこうた」を歌った。
*紅組トリは25回出場を果たした和田アキ子の「」。この「夢」のテロップは他歌手の歌唱曲のものとは異なっていた。
*白組トリおよび大トリは北島三郎の「」。北島は歌唱後、土下座を行った。
*優勝は白組。優勝旗を受け取った阿部は号泣した。一方、有働は紅組歌手に励ましを受け「来年頑張りましょうね」と述べた。後に有働は「最初は曲紹介をやり遂げられればいいと思っていたが、負けた瞬間『悔しい!』という気持ちになった」と今回のことを振り返っている(後年の紅白特別番組出演時の本人談)。なお、有働は翌年の紅組司会の際にリベンジを果たしている。
*名前表示は以前丸ゴシック体ナール)であったが、今回は司会・審査員・ゲスト及びポップス系の歌手は角ゴシック体、演歌系の歌手は楷書体という風に分けられていた。これは第54回まで続いた。
*歌手別の最高視聴率(ビデオリサーチ社調べ)は関東地区ではCHEMISTRY氷川きよしの52.4%、関西地区では吉幾三の56.6%〔紅白視聴率最高は氷川&CHEMISTRY 、スポニチアネックス、2002年1月5日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)。〕。
*キャイ~ンが応援ゲストとして出演しており、ウド鈴木が有働に扮装して登場する場面があった。その際、天野ひろゆきは有働に「有働さんも変装はお得意だとお聞きしておりますが」と言った〔この前年に石井琢朗と交際していた有働が、変装(巻き髪のカツラを被ってサングラスも着用)して合鍵を手に石井の自宅に入る様子をカメラに撮られ、両者の交際が発覚したという逸話をネタにした。〕。
*この年下期の連続テレビ小説『ほんまもん』に触れた演出は特に行われなかった。ただし、同作出演者の小林幸子、花紀京Re:Japan)が出場歌手に選ばれている〔小林は同作挿入歌「誰かがそばにいる」(当時未発表)を担当していたが、本紅白では「夢の涯て〜子午線の夢〜」を歌唱。〕。
*有働は本番直前に本番で失敗するという夢ばかり見たという。当日は緊張感と寝不足でわけの分からない状態で迎えたとし、本番終了後は担当者と抱き合い泣いたと話す。本人曰く「今回の司会で5歳老けた」〔http://www.dailyshincho.jp/article/2014/11261830/?all=1 デイリー新潮〕。
*今回の司会陣の評判について、「聴き取りやすい」「安定感がある」と好評意見が多く寄せられた。そして、これが要因となり翌年の第53回も3人揃って司会続投となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第52回NHK紅白歌合戦」の詳細全文を読む




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