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ルイーズ・エリザベート・ドルレアン : ミニ英和和英辞書
ルイーズ・エリザベート・ドルレアン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルイーズ・エリザベート・ドルレアン : ウィキペディア日本語版
ルイーズ・エリザベート・ドルレアン[ちょうおん]

ルイーズ・エリザベート・ドルレアン(Louise Elisabeth d'Orléans, 1709年12月11日 - 1742年6月16日)は、スペインルイス1世の王妃。「マドモワゼル・ド・モンパンシエ」(Mademoiselle de Montpensier)と呼ばれた。スペイン語名はルイサ・イサベル・デ・オルレアンス(Luisa Isabel de Orleans)。
オルレアン公フィリップ2世フランソワーズ・マリー・ド・ブルボンルイ14世モンテスパン夫人の間の庶子)の五女としてヴェルサイユで生まれた。幼少期からまともな教育を受けず、誰からも手をかけてもらえなかった。
1715年、父フィリップがルイ15世の摂政となった。3年後にフランス・スペイン間に戦争が勃発し、関係悪化の修復のため、スペイン王フェリペ5世は二重の政略結婚を提案した。3歳のスペイン王女マリアナ・ビクトリアをルイ15世妃とし、摂政フィリップの娘をスペイン王太子ルイスの妃にするというものだった。その際、縁づいていないフィリップの娘はルイーズしかいなかった。
1721年、12歳のルイーズはマドリードに到着した。彼女を迎えるスペイン王家は氷のように冷ややかで、特に王妃エリザベッタ・ファルネーゼは嫌悪感を露わにした。それでも1722年1月、ルイーズはルイスと結婚した。
スペイン王家での冷遇は変わらなかった。ルイーズの足りない教育を補う人物はおらず、ルイーズも自分の奇癖(人前を裸同然で歩く、げっぷをする、など)を指摘されると反抗するありさまだった。
1724年1月、突如フェリペ5世は退位し、ルイス1世が即位した。ルイーズも王妃となったが、わずか7ヶ月後にルイスは天然痘で死亡した。子供はなかった。
完全にスペインに居場所のなくなったルイーズを、フランスは帰国させるよう要請した。彼女はパリへ戻り、誰からも忘れ去られて1742年に亡くなった。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルイーズ・エリザベート・ドルレアン」の詳細全文を読む




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