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スーパー・ディフェンダー : ミニ英和和英辞書
スーパー・ディフェンダー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スーパー・ディフェンダー ( リダイレクト:デストロイド#スーパー・ディフェンダー ) : ウィキペディア日本語版
デストロイド[ちょうおん]

デストロイド (Destroid) は、テレビアニメ超時空要塞マクロス』をはじめとする「マクロスシリーズ」作品に登場する架空の兵器。
「Destroy(破壊)」と「Android(人型ロボット)」を組み合わせた造語で総称される、陸戦用二足歩行ロボットの兵器体系。
== 概要 ==
デストロイドは1982年に発表された『超時空要塞マクロス』にて初めて登場する架空のロボット兵器である。作品世界の地球側メカオーバーテクノロジーを用いた現代兵器の進化形であり、ロボット兵器の分類は航空機系の可変戦闘機(Variable Fighter、ヴァリアブル・ファイター)と、陸上機系のデストロイドに大別される。可変戦闘機とデストロイドの双方は脚部を持ち二足歩行するのは共通だが、デストロイドには顔のようなパーツはなく両腕には砲塔やミサイルポッドがついている。カラーリングもカーキ色オリーブドラブといった落ち着いた色をしたものが多く、戦車のような陸戦兵器としてデザインされている。小太刀右京による2008年発表の『マクロスF』の小説版『マクロスフロンティア』では、「人型戦車」と書いて「デストロイド」とルビが振られた。
サブメカニックであるデストロイドは、主役機の可変戦闘機バルキリーが活躍する空中戦アクションの傍らで、「機動性の劣るやられメカ」として描かれることが多い。しかし徹底したミリタリー意匠や、細身でしなやかなバルキリーに対し、重厚なデザインで独特のリアリティー溢れる存在感を放ち、『マクロス』のSF世界観を拡げている。
初代マクロスに登場するデストロイドのデザインはほぼ全て宮武一貴が行った〔スパルタンのみ別系統という設定で河森正治、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』は福地仁、『マクロス ゼロ』以降は石垣純哉。〕。デザインや愛称の大元は現存する戦闘車両で、モンスターはM50オントス自走無反動砲〔『マクロス劇場版スペシャルプレビュー 愛・おぼえていますか』 1984年 小学館 p74〕、ディフェンダーはゲパルト自走対空砲〔『宮武一貴 マクロス&オーガスデザインワークス』 MOVIC 2005年 p9〕をモチーフにした。宮武によればデストロイドは玩具・プラモデルの商品化を前提としたもので、当時人気のガンプラが敵側のジオン軍中心だったため、味方(地球側)のラインナップが揃うよう様々なバリエーションを考えたという〔『セガサターン 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 公式ガイドブック』 1997年 小学館 p95〕。
1980年代初期のリアルロボット作品においては、コンバットアーマー(『太陽の牙ダグラム』)、アーマードトルーパー(『装甲騎兵ボトムズ』)などとともに、ハードSF指向の「陸戦用量産兵器」というカテゴリーを開拓した。とくにデストロイドが画期的であったのは、戦略思想に基づく「砲撃型」「格闘型」などの機体バリエーションが揃えられていた点であった。各々の開発思想も述べられており、形状・機能なども合理的で、車台(下半身)を共用し、武器(上半身)を交換するというアイデアにも見所があった(これを活かし、タカトクトイスは組み替え式玩具「デストロイド・コンバージョンキット」を販売している)。複雑なデザインも立体向けで、アニメではあまり動かさないことを前提としていた。それでも第27話「愛は流れる」ではモンスターをせめて1歩だけでも歩かそうと、メカ作画班が3カ月かけて格納庫の床板を踏み抜くカットを描いた。巧妙な設定には、パワードスーツのイラストなどで知られるスタジオぬえの個性が十分に反映されていた。
これらのコンセプトは後の日本国内作品に限らず、米国ウォーゲームシリーズ『バトルテック』で意匠の流入が起こるなど、日本国外作品におけるロボット兵器の概念にも多大な影響を与えた(「メック(MECH)」の項も参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デストロイド」の詳細全文を読む




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