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イガホオズキ : ウィキペディア日本語版
イガホオズキ

イガホオズキ ''Physaliastrum echinatum'' (Yatabe) Makino は、ナス科の草本。ホオズキのように萼が果実を包むが、その表面に多数の突起がある。
== 特徴 ==
柔らかな多年生の草本〔以下、主として佐竹他(1981),p.94〕。は立ち上がって高さ50-70cmになる。茎は叉状に分枝し、全体にまばらに軟毛がある。葉質は膜質〔北村他1990),p.156〕。は卵形から広卵形で先は急に狭まって尖り、基部も急に狭まり、2-4cmの葉柄になる。葉の縁は滑らか。葉身は長さ4-13cm、幅3-10cm。葉は互生だが、1つの節から2枚が出る〔牧野〕。
花期は6-8月。葉腋から1-4個のを出す。花茎は細く、開花時で1-1.5cmで垂れ下がり、果実の時期には1.5-2.5cmに伸びる。萼は開花期には短い鐘形で浅く5裂し、外側には短い太い毛が密生する。花冠は黄白色で広い鐘形、径5mm、先端はごく浅く5裂し、外面に短い毛が多く、下側には長い毛が多数ある。果実は液果で、ぶら下がって熟すと白くなり、径1cmほど。萼は果実に合わせて膨らみ、表面に接して包み込み、先端部に口が開く。萼の表面にはまばらに針状の突起が並ぶが、これは花時には萼表面の短毛だったものが発達したものである。果実が熟すと、その先端が萼の先端の口から見えるようになる〔鳥居(1997),p.15〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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