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ED2001 ( リダイレクト:神戸電気鉄道ED2001形電気機関車 ) : ウィキペディア日本語版
神戸電気鉄道ED2001形電気機関車[こうべでんきてつどう]

神戸電気鉄道ED2001形電気機関車(こうべでんきてつどうED2001がたでんききかしゃ)は、神戸電気鉄道直流電気機関車である。1990年(平成2年)に実施された改番によって700形となった。
== 概要 ==
1943年の国鉄有馬線廃止後、従来鉄道省線との連帯貨物輸送を実施していなかった神戸有馬電気鉄道では、同線の貨物輸送を代行すべく、同年7月1日より連帯車扱貨物輸送の営業を開始した。
しかし、神戸有馬電気鉄道は50の長い連続急勾配区間を擁し、旅客用電車には発電ブレーキによる抑速ブレーキを標準装備するなど、一般的な郊外電車とは一線を画する機器の搭載が必須であり、15m級の車体には不釣り合いなほどに強力な三菱電機MB-146-A〔端子電圧750V時1時間定格出力93.3kW/750rpm。〕を4基搭載しても制御車1両を連結するのが精一杯という有様で、ブレーキ機構についても省線の貨車と共通の自動空気ブレーキではなく、より簡便な非常直通ブレーキ(SME)を採用していた。このため連帯貨物輸送の実施に当たって、旅客用電車による貨車の牽引は行わず、唯一在籍していた電動貨車のデト1001をもって貨車牽引の任に充てることとした。
だが、このデト1001にしてもその主電動機出力から貨車1両の牽引が定数とならざるを得ず、しかも連結器の取り扱いに不便な構造であったことなどから、特に旅客・貨物輸送の需要が急増した第二次世界大戦後の混乱期には、ダイヤ混乱の原因ともなっていた。
本形式はそのような状況を改善すべく、日本国有鉄道直通の貨物輸送の効率化を図るため、1949年(昭和24年)4月三菱重工三原製作所でED2001形2001として1両が製造された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「神戸電気鉄道ED2001形電気機関車」の詳細全文を読む




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