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CFM56-5 ( リダイレクト:CFMインターナショナル CFM56 ) : ウィキペディア日本語版
CFMインターナショナル CFM56

CFMインターナショナル CFM56アメリカ軍識別符号:F108)シリーズエンジンは、CFMインターナショナルによって開発、生産されている、推力が18,500-34,000ポンドの高バイパス比ターボファンエンジンである。CFMインターナショナルは、スネクマゼネラルエレクトリックの出資比率が50%-50%の合弁事業である。GEは高圧タービン・高圧圧縮機・燃焼器など、スネクマはファン・低圧タービン・ギアボックスなどを生産している。このエンジンの最終組み立ては、アメリカのGEのオハイオ州 EvendaleフランスのスネクマのVillarocheのそれぞれの工場で行われ、完成されたエンジンの販売はCFMインターナショナルが行う。
CFM56の最初の運転は、1974年〔Bilien, J. and Matta, R. (1989). ''The CFM56 Venture''. AIAA/AHS/ASEE Aircraft Design, Systems, and Operations Conference. Seattle, WA, 31 July – 2 Aug. 1989. AIAA-89-2038〕で当初、政治的な問題があったにもかかわらず、現在では最も普及したターボファンエンジンの一つになっており、主要な4型式はこれまで世界中で20,000基以上生産された〔"CFM delivers 20,000th engine ". CFM International Website. Retrieved: 25 January 2010.〕。
世界で最も多く生産された旅客機であるボーイング737を始め、エアバスA320A340などのパワープラントとして採用されているため、CFM56の生産数は多い。他にもアメリカ空軍KC-135R空中給油機のエンジン更新プログラムにおいてF108として採用され、KC-135AのJ57 ターボジェットエンジンから大きな性能向上を果たした例がある。エアバスA340-200と300 シリーズにおいてはCFM56-5Cのみが採用され、同様にエアバスA320でも搭載される。
運用開始当初はファンブレードに起因する事故を複数回経験しており、その中にはブリティッシュミッドランド航空92便不時着事故も含まれる。しかしながら、エンジンの改良によって解決された。2010年1月の時点において、CFM56の累計飛行時間は47,000万時間以上(53,000年に相当)に達する〔Fleet Statistics . CFM International website. Retrieved: 12 May 2010.〕〔"CFM56-5B Technology ". CFM International website. Retrieved 12 May 2010.〕〔"CFM56 rises to challenge ". ''Flight International''. 11 June 1991. Retrieved 17 November 2009.
== 歴史 ==
次世代の民間機用の推力"10トン"(20,000lbf 89kN)級の高バイパスターボファンエンジンの研究は、1960年代末に始まった。これまでに開発したエンジンの大半が用エンジンだったスネクマは、市場参入のために、このクラスのエンジンの設計と製造の商業的な経験のあるパートナーを探していた。スネクマは、潜在的なパートナーとしてプラット&ホイットニーロールス・ロイスゼネラル・エレクトリックを検討していたが、GEの"Gerhard Neumann"とスネクマの"Rene Ravaud"の二人の幹部が1971年パリ航空ショーで決めるまで待たなければならなかった。共同事業により両者の利害が一致すると見られ、さらに数回の会合があり、合弁事業の基本的な枠組みができた〔Norris, Guy (1999). CFM56: Engine of Change. ''Flight International''. 19–25 May 1999. Online at CFM56: Engine of Change .〕。
プラット&ホイットニーは当時、民間機市場において寡占的な地位を築いていた。GEは、このクラスにおけるエンジンを必要としており、スネクマは、以前にエアバスA300用のCF6-50の生産で、彼らと共に仕事をした経験があった〔。プラット&ホイットニーは、単独の投機的事業としてJT8DをアップグレードしてCFM56と同等のクラスとする事を検討しており、ロールス・ロイスは当時、経営危機により新しいエンジンの開発に着手できなかった。このような状況で、この計画にGEが最良のパートナーの座を得ることになった〔。
GEが合弁事業に興味を示した主要な理由は、独自に推力10トンのエンジンを開発するよりも、開発の期間中、スネクマが開発費の資金源になるからであった。GEは当初、B-1B爆撃機向けに開発された、遥かに先進的なゼネラル・エレクトリック F101の技術よりも、CF6 エンジンの技術のみを検討していた。しかし、同社は1972年アメリカ空軍(USAF)の発表した10トン級のエンジン開発予算を含む(AMST)計画に直面した事により、スネクマと"制限された"技術の10トン級エンジンを開発するか、独自に類似の"先進的な"エンジンを開発するか、のジレンマに陥った。もし、(プラット&ホイットニーとGEの部門と、"先進的"エンジンの受注を競って)空軍の入札を得られなかった場合、経営資源配分の観点から、"制限された"エンジンの開発から離れる事が検討され、GEはF101の核心技術の輸出許可を得ることを決めた〔Samuelson, Robert (1972). "Commerce, Security and the "Ten Ton Engine"". ''The Washington Post''. 8 October 1972, p. H7.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「CFMインターナショナル CFM56」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CFM International CFM56 」があります。




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