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麻宮アテナ(あさみやアテナ、Athena Asamiya)は、SNK(SNKプレイモア)のシューティングゲーム『サイコソルジャー』及び対戦型格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどに登場する架空の人物。 == 概要 == === キャラクター === ;サイコソルジャー :初出は1987年にSNKからリリースされたアーケードゲーム『サイコソルジャー』で、主人公(1Pキャラクター)として登場した。 :16歳のごく普通の女子高生だが、先天的に超能力を生まれ持っており、世界を破滅をにおいやった魔性の怪物・屍愚魔を倒すべく、太古の予言に残された光の戦士の一人として、相方(2Pキャラクター)の椎拳崇と共に戦う。超能力はまだ不完全だが、歌を歌いながら戦うことで持ち前の力がより高まるという不思議な特性〔稼動当時に配布された公式攻略冊子掲載のキャラクター解説より〕を持ち、変身能力で火の鳥に姿を変えることもできる。 :『サイコソルジャー』の前年に発表された『アテナ』の主人公・アテナ姫は彼女の先祖にあたり、彼女の超能力は先祖であるアテナ姫の能力を引き継いだものである。 :この作品においては、初代アテナ姫のキャラターデザインを引き継いだ容姿をしており、アテナ姫に似た髪形のロングヘアーとカチューシャ(アテナは星型の飾り付き)という意匠が共通している。一方で、服装は青いセーラー服、髪の色はやや色の濃いピンク色という違いがある他、アテナ姫やKOF以降のデザインに比べ、体型はディフォルメ気味でややふくよか。KOF以降は写実的に描かれており、頭身が上がり体型が細身になり、セーラー服以外の服装がメインになったため雰囲気が大きく異なるが、特徴であるロングヘアーとワンポイント付きのカチューシャは変わらずに引き継がれている(髪型はオリジナルと異なりストレートヘアで、ロング以外の髪型になった作品がいくつかある)。 :『XII』『XIII』においては、髪型と髪の色、コスチュームやキャラクターの体型も含め、本作に近いデザインに回帰している。 ;THE KING OF FIGHTERSシリーズ :『サイコソルジャー』での設定の根幹を引き継ぎ、超能力を生まれ持った女子高生として登場する。正義のために戦うサイコソルジャーであり、超能力と八極拳を中心とした中国拳法を使用する。拳法の師匠は鎮元斎。超能力はしばしば「サイコパワー」と呼ばれる。サイコソルジャーチームはルガールいわく、KOF参加チームの中で唯一「私利私欲のために戦っていない」最も嫌いなタイプのチーム。 :性格は明朗快活で真面目な努力家。他人を思いやる優しさと逆境に負けない芯の強さを持っているが、その一方では泣き虫な一面もある。他人に対する態度も常に礼儀正しく、悪人や年少者以外には敬語を使って話し、他人を呼び捨てにすることもほとんどない。しかしオメガ・ルガールを「あなたを必要とする人間なんていない」と言い切るなど、邪悪な人間に対しては毅然とした態度で存在や言動を真っ向から否定しており、正義感は非常に強い〔『KOF2002UM』ではエディットチームとしてキム・カッファンやメイ・リーなどと正義チームを組むこともできる。〕。長年声を担当している池澤春菜は“乱暴になったりしない”“常に一生懸命”というキャラクター性を守ることを意識しているという〔http://snk.weblogs.jp/snktgs2006/2006/10/post_6ab9.html〕。 :チームメイトであり、同じサイコソルジャーである椎拳崇に恋心を寄せられている。アテナ本人は「好意は抱いているが愛情には至っていない」(『'94』設定)ということだったり、「友達以上恋人未満」(『MI2』設定)であったりと、友人以上の感情は持っているものの、目立った進展はなく、微妙な関係が続いている。当初は拳崇からの好意にも気付いていないようだったが、『2000』で告白されたことを機に、さすがに現在は気付いているらしい(ただし決して公には語っていない)。 :正義のために超能力で戦うサイコソルジャーという肩書きの他、『'96』からはアイドル歌手という設定が加わり、ステージや戦闘中の演出でもアイドルらしさが前面に押し出されるようになった〔『サイコソルジャー』のエンディングや『'95』のエンディングからアイドル的な演出はすでにある。〕。 :「バンド・オブ・ファイターズ」ではボーカルを担当。 :彼女は年齢が17歳('94)→18歳('95〜)と推移しても学生服を着用しているが、誕生日が3月14日の彼女が夏に開催されるKOFで18歳ならばすでに高校を卒業しているはずである。これに対してSNKは『ネオジオフリーク』誌上で「その年度でなる年齢を記載している」と述べている。 :声優は『'98』までは毎回変わっていた。『'98』から担当している池澤は当初は『'98』の1作品だけの予定だった(後述)。 :『2003』を除いては「サイコソルジャーチーム」として登場したが、『2003』では、四条雛子とまりんと組んで「女子高生チーム」として登場(これより前、『'95』や『2000』などで女性格闘家チームに対する勝利画面メッセージで「私も(女性格闘家チームに)入れてほしいなぁ〜」という発言があった)。『XI』では修行を終えた椎拳崇と新メンバーの桃子を加え、再び「サイコソルジャーチーム」として参加している。 :『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズでは、ミニョン・ベアールに一方的なライバル視をされている。『MI2』のキャッチコピーは「永遠のサイキックアイドル」。 :『THE KING OF FIGHTERS '99 EVOLUTION』ではエキストラストライカーとしてジャスティスストライカーと、性能や外見が異なるダークストライカーのアテナが登場する。ダークストライカー版の「ダークアテナ」はいわゆる顔黒コギャルのような外見をしている。またネオジオポケット用ゲーム『THE KING OF FIGHTERS バトルDEパラダイス』ではプレイヤーキャラクターとして登場。選択により通常のアテナから性格が変化し、意地悪で言葉づかいや目付きも悪くなっている。自身はブルマやスパッツを履かない派で、超能力でアテナが穿いているブルマを脱がし、「ブルマ穿いているなんてダサい」「アイドルのブルマって高く売れそう」などと言ったり、ブルマの代わりのスパッツを隠そうとする。ただあくまでアテナはからかいの対象であり、彼女を嫌っているわけではない。 :新声社の『ギャルズアイランドSPECIAL』では好きな女性キャラ2位、次の『ギャルズアイランド5』の人気投票では11位にランクインしている。なおギャルズアイランド5では「嫌いな女性キャラ1位」にもなっている。 :原作ではアテナの超能力は先祖のアテナ姫から受け継いだものであるが、アテナ姫自身は『2000』におけるアテナのアナザーストライカーとしてゲスト的に出演したのみでストーリーには絡まず、KOFの他シリーズへの客演も一切ないため、KOFにおけるアテナの超能力のルーツに関する言及やキャラクター同士の絡みなどが描かれたことはない〔ニンテンドーDS版『Days of Memories3』では、「初代アテナ(はつしろアテナ)」という名前で、アテナの親戚として出演している。〕。 ;ATHENA 〜Awakening from the ordinary life〜 :私立清嶺学園1年A組に通う普通の女子高生。生年月日は2002年3月14日となっている。古代種人類の遺伝子配列と酷似しているために超能力を使うことができる。椎拳崇も同様である。 :KOFシリーズと異なりアテナと拳崇は高校1年生の16歳で同級生という設定である。ノベライズ版は『アテナ 選ばれし少女』というタイトルで(著者:じょうもん弥生)上下巻がファミ通文庫から発売されている。 :1998年にはこのゲームと同様の世界観で深夜ドラマ『ATHENA -アテナ-』も製作され、石橋けいがアテナを演じた。ただしドラマには拳崇が登場しないなど、設定の細部は異なっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「麻宮アテナ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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