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風納土城 : ミニ英和和英辞書
風納土城[ふうのうどじょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふう, かぜ]
  1. (adj-na,n,n-suf) method 2. manner 3. way 
: [つち]
 【名詞】 1. earth 2. soil 
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 

風納土城 : ウィキペディア日本語版
風納土城[ふうのうどじょう]

風納土城(ふうのうどじょう/プンナットソン)は、大韓民国(韓国)ソウル特別市松坡区風納洞にある三国時代百済前期の都城遺跡大韓民国指定史跡第11号に指定されている(指定名称は「서울풍납동토성(서울風納洞土城)」)〔。
== 概要 ==
朝鮮半島中央部、ソウル特別市南東部の漢江東岸に位置する土城の遺構である。南北に長い長方形状をなし、規模は南北約1.5キロメートル、東西約0.3キロメートル、総延長約3.5キロメートルである。土城として朝鮮半島最大規模である。西壁の大部分は漢江の洪水で消失している。土塁は2段築成で、基底部幅は約30メートル、高さは5メートルほどある。1997年から数度の発掘調査が行われている。
発掘調査によると、土城築造以前の紀元前1世紀から紀元後3世紀中頃(原三国時代)、土城域には3重環濠集落竪穴式住居が存在していた。その後、土城は遅くとも3世紀前後には完成しており、三国時代百済前期を通じて使用された。百済時代のものとしては、祭祀に関係する大型建物の遺構や、竪穴式住居等の多数の遺構が見つかったほか、大量の百済土器・瓦・鉄器、中国南朝の陶磁器が出土している。こうした調査結果から、風納土城を中心として南方の夢村土城とともに百済の漢山城(河南慰礼城、475年陥落)を構成したとする説が有力視されている〔『概説韓国考古学』 韓国考古学会編、同成社、2013年、pp. 259-260。〕。周囲には百済王陵と見られる石村洞古墳群がある。かつては帯方郡の郡衙に比定する説もあったが、これに関連すると思われる遺構は見つかっていない。
遺構は、1963年1月21日に「広州風納里土城」として大韓民国指定史跡第11号に指定された〔。その後2011年7月28日、指定名称は「ソウル風納洞土城」に変更されている〔서울 풍납동 토성(서울 風納洞 土城) (大韓民国文化財庁)。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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