翻訳と辞書
Words near each other
・ 順天 (林爽文)
・ 順天 (董昌)
・ 順天 (郝定)
・ 順天 (黎朝)
・ 順天-完州高速道路
・ 順天の戦い
・ 順天サービスエリア
・ 順天中学校
・ 順天中学校・高等学校
・ 順天仙岩寺
順天倭城
・ 順天倭城の戦い
・ 順天商業高等学校
・ 順天城
・ 順天城の戦い
・ 順天堂
・ 順天堂 (曖昧さ回避)
・ 順天堂医学専門学校
・ 順天堂医療短期大学
・ 順天堂医院


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

順天倭城 : ミニ英和和英辞書
順天倭城[じゅんてんわじょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じゅん]
  1. (adj-na,n,n-suf) order 2. turn 
: [てん]
 【名詞】 1. heaven 2. sky 
: [わ, やまと]
 (n) ancient Japan
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 

順天倭城 : ウィキペディア日本語版
順天倭城[じゅんてんわじょう]

順天倭城(じゅんてんわじょう、スンチョンわじょう、순천왜성)は、韓国全羅南道順天市海龍面新城里にあった日本式の城倭城)である。慶長の役の際に日本軍によって築かれたものの一つ。
== 立地と構造 ==
文禄・慶長の役を通じて日本軍は朝鮮半島南岸各地に倭城群を築いて布陣していた。その中でも最西端にあたる全羅道順天の光陽湾に面した沿岸に1597年11月から、小西行長宇喜多秀家藤堂高虎を中心として築城を始め、突貫工事により城は短期間で完成をみる。
城の立地は小さな半島状の地形で、三方は海に囲まれた天然の要害で、西側だけが地続きとなっており、ここには丘陵稜線ラインに沿って石垣で長塁を築き、外郭として敵の侵入を塞いでいた。本城は東側最奥部の海に突き出した小山に築かれ、ここに石垣を積み上げ、山頂には3重の天守を上げた。
外郭と本城の間には入り江があり、この入り江には艦船が停泊し軍港の役割を果たしていた。宇都宮国綱の軍功記である『宇都宮高麗帰陣物語』によれば「600艘の船が2つの入り江に入っていた」という。周辺の海は遠浅となっており、そのため海上からの救援が困難であるとしてこの城を放棄する案が提出されたこともあるが、この案は豊臣秀吉が却下した。実際に明・朝鮮軍が攻め寄せたときには、逆に遠浅の海が幸いし、多くの明・朝鮮の軍船が座礁している。現在周囲の海は大部分が埋め立てられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「順天倭城」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.