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面堂終太郎 : ミニ英和和英辞書
面堂終太郎[めんどう しゅうたろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [めん]
  1. (n,n-suf) face 2. mug 3. surface 4. facial features 5. mask 6. face guard 7. side or facet 8. corner 9. page 
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 
: [おわり]
 (n) the end

面堂終太郎 : ウィキペディア日本語版
面堂終太郎[めんどう しゅうたろう]

面堂 終太郎(めんどう しゅうたろう)は高橋留美子漫画およびそれを原作としたアニメうる星やつら』の登場人物。アニメでの声優神谷明。CRうる星やつら2、CRうる星やつら3では三木眞一郎
== 設定・特徴 ==
諸星あたるのクラスメイト。クラスでの肩書きは副委員長。原作での初登場は、本格週間連載としては1話目にあたる第23話「トラブルは舞い降りた」。4月1日生まれ〔諸星あたるを参考にした場合、早生まれという見方が出来る。〕。強大な財力(本人曰く「たかだか資産5兆円(原作では500億円)」)と軍事力(私設軍隊、ホーカー・シドレー ハリアーレオパルト1等)を持つ面堂財閥の跡取り息子。作中で友引高校へ転入してくる。
容姿端麗かつ秀才で運動神経も良く、女性には優しくモテるが、男に対しては非常に冷たい性格であり、特にあたるとは犬猿の仲で事ある毎に衝突する。日本刀(アニメ版では「村雨」という銘)を常に携帯し、喧嘩の度にあたるを斬ろうとするがいつも白羽取りで受け止められる。ちなみこの日本刀はチェーンソーと戦って折れるくらいに脆い代物であることが発覚している。あたる曰く「プライドの化けもん」と言われる程自尊心が高く、また非常に女好きであり、初期はラムに熱心にアタックしていた。ラムの相性占いによって本質的にはあたるとは同レベルのアホである事が判明している。その時、クラスメイトからは『面堂から金と権力を取るとあたるになるのか』と不名誉な評価をされている。
学校では温泉マークによって組織された優等生のエリートである「影の生活指導部」としてあたるら問題児軍団と幾度となく対立する、但し女絡みになるとあっさり寝返るなど調子のいい所がある(これは他の指導部メンバーも同様)。一応優等生であるが、担任の温泉マークからは素行と協調性のない性格で問題児扱いされており、家庭訪問の際には「家庭教育に問題あり」とまで言われている。あたるたち男子生徒は見下しつつも学校行事に積極的に参加したり、竜之介転校時には共闘を目論むなどそれなりに良好な関係を持っている(ただし男におごる事は絶対にしない)。美形で女生徒からは人気が高いが、レイが友引高校に現れた際はあっさり人気を奪われたり、女の竜之介にバレンタインチョコの数で惨敗したりと他の一線級のモテキャラの引き立て役になる事が多い(その際、プライドを打ち砕かれて現実逃避する傾向がある)。専用の別荘を多数持ち、夏休みの間はよくクラスの女子を誘って避暑に行く(但し芋づる式にあたるたち男子もくっついてくる)。面堂家は武家出身で、家紋ひょっとこ。それにちなんで多数のタコをペットとして大切に飼っている。なお本人の前でたこ焼きを食べると怒られる。あまりのタコ好き故にタコの生霊が頭に乗っているのを見てもあたる達に納得されてしまう始末である。
登校の際は自家用のツイン(サイドバイサイド)ローター式大型ヘリコプターや重爆撃機等の飛行機を使ってパラシュートで降りてくることもある。しかし移動手段の選択肢は少ないらしく、ヘリコプターが故障したときは馬車ならぬタコ車で登校するシーンが見られる。
直属の部下として「サングラス部隊」を持っている。但しサングラス部隊は厳つい外見の割にどいつもこいつも無能の集まりである為、苦労が絶えない。
アニメ版では本来の登場を先駆けて新春スペシャル『あたる源氏平安京へ行く』において特別編の一編として登場する。本来、暗所・閉所恐怖症のはずの彼が畳の中から登場するという型破りな初登場となった。髪型は常時オールバックで、スポーツなどで髪が乱れた時には欠かさずポケットから櫛を取り出し整えている。あたるが組野おと子とデートする時に髪形を変えようとして、「この年でオールバックというのもいやらしいな」と言ったのを聞き逃さずに「ほっとけ!」と怒りの声をあげている。友引高校の制服を着用せずに白ラン姿。イベントによって多少着替えはするが基本的に服装は白ランである。また、初めはクラス委員長に立候補〔諸星あたるに敗れ、切腹を試みている。〕し、その公約として「遅刻・授業エスケープ・仮病による早退・ズル休みをした男子を徹底的に処罰する」という過激かつ独裁的な優等生ぶりを発揮したが、その後、「温泉マーク」からは『協調性がない』と思われている〔「涙の家庭訪問」の回〕ものの、基本的には優等生というスタンスは保ちつつも友引高校(主に2年4組)の雰囲気に流されていき、仮装大会学校行事に積極的に参加したり、あたるやコースケらに付き合うようになったり、あたるとともに担任の温泉マークをボコボコにしたり、〔『強食惑星』の回ほか〕と悪い意味で立派に協調している。
西ドイツドイツ連邦共和国、連載・アニメ放映当時はまだドイツは東西分裂中で統一前)連邦軍マニアと見受けられ、日本刀以外に近代兵器も持ち出すことがあるが、銃火器戦車等の陸戦兵器はドイツ製のものが多い(航空機(軍用機)はアメリカ製が多い)。アニメではメガネのミリタリー趣味に付き合うことがあるが、メガネはナチス・ドイツ第三帝国、面堂は西ドイツ連邦軍なので、考証がズレている。
家族は両親と妹の了子、および祖父がいる。跡取りなはずなのだが妹や父、祖父から度々おもちゃにされたり、振り回されて、祖父と妹には少なくとも一回は殺意を覚えてすらいる。他方、終太郎自身は他人をおもちゃにして楽しむことがあまりない〔但し「涙の日記」の回において諸星が日記を付けている事を知ると長らく笑い続けており、ラムから「くどい男」、あたるから「悪趣味なやつ」と言われている。〕。また、家庭内においてすらも女性への執着心は知られており、あたるが終太郎を超える女好きであることを知ると父親から凄まじく驚かれてすらいる。
オールバックで日本刀を携えた学生ということで「少年サンデー」の『男組』(おとこぐみ)の神竜剛次も参考にしていると言われることがある。
また、作中であたるのせいで女性に変えられてしまったこともある〔原作「勝手な幸福・青い鳥」より〕。この時は髪が伸び着衣まで女物に変わってしまっていた(男に戻った時には髪や着衣も戻る)。
面堂は次回作の『らんま1/2』の九能帯刀や『人魚シリーズ』の丁髷だったころの主人公湧太(ゆうた)〔人魚シリーズの『闘魚の里』の湧太と「うる星やつら」の『白球にかけた青春』において浦島太郎に扮する面堂とを比較すると明らか。〕のデザインベースに使われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「面堂終太郎」の詳細全文を読む




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