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青梅病とは昭和30年代後半から40年代前半にかけて東京都西部(主に青梅市とその周辺)で散発的に発生していた奇病である。 == 病気の詳細 == 高熱を出して意識を失い、手足がしびれたり、歩けなくなったるする奇妙な病気が昭和38年頃からに三多摩地区(現在の東京区部を除く地域)で散発的に発見された。 最初にこの奇妙な病気の存在に気付いたのは青梅市立総合病院の医師だった為この病気は「青梅病」と呼ばれることとなった。 最初の症例は昭和38年10月に青梅市立総合病院に入院した中年の女性であり、この患者は原因不明の高熱が出ると共に発作をおこし、それが治まった後は手足に痺れが残るという後遺症が出てしまった。その後、昭和40年12月までに青梅市立総合病院だけで31名もの同様の症状を訴える患者が現れ、昭和40年2月にはこの病気にかかった36歳の商店主が死亡し初の死者が出た。これにより東京都衛生局も本格的な調査に乗り出した。 青梅病の主な症状は以下のとおりである〔朝日新聞昭和41年12月11日記事〕 。 *原因不明の高熱が出る *頭痛、吐き気、胸がしめつけられる、などの症状が出る *意識の混乱がおきる *身体の全て、あるいは一部に痺れがおきる *熱が下がった後に歩行障害が出る *膀胱炎のような症状が出る などがあげられるが患者は必ずも上記の全ての症状が出るわけではない。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「青梅病」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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